スター・トレック:ピカード【エピソード5・スターダスト・シティ・ラグ】のネタバレあらすじ、ストレス解消シーンと面白さ

こんにちは。Katsuyaです。

このサイトに来ていただき、ありがとうございます。

今回本記事では、スタートレックシリーズの最新シリーズ・ピカードを引き続き、
取り上げていきます。

さて、前回のエピソード4では、小型宇宙船と艦長を自ら雇い、元部下のラファエラとジュラティ博士などのちょっと変わったクルーを得てソージを助け出す旅にようやく、出発します。

ただ、未だ残りの姉妹のソージの居場所もわからず、手がかりとなるブルース・マドックス博士の居るフリークラウドに向かうことになります。

なお、エピソード1では、スタートレックの長い歴史を初心者用にまとめています。

本エピソードから読む方は、エピソード1エピソード1の冒頭も併せて読んで頂けると理解に役立ちますので、一読頂ければ幸いです。

果たして、出発できたピカード達は、待ち受ける困難をいかに乗り切るのか、それでは、エピソード5の発進です。

最後までお付き合い頂ければ嬉しいです。

目次

1.作品のネタバレあらすじ
(展開1・起)
(展開2・承)
(展開3・転)
(展開4・結)
2.Katsuyaのストレス解消シーン
3.面白さの評価、まとめ
4.余談(エピソードに絡むスピンオフ)

登場人物
(本シリーズの中心となる人物)

① ジャン・リュック・ピカード
(主人公・元エンタープライズの艦長)

② ダージ・アーシャ/ソージ・アーシャ
(双子の姉妹・準主役で謎に満ちている)

③ ラファエラ(ラフィ)・ムジカー
(ピカードの元部下で現在は艦隊を辞め失意の生活を送る)

④ クリストバル・リオス
(元宇宙艦隊士官。現在は小型宇宙艦を所有するフリーのパイロット)

⑤ アグネス・ジュラティ
(沖縄デイストローム研究所に勤務するアンドロイドの専門家)

⑥ データ少佐
(かつてピカードを救った部下のアンドロイド。その際壊れてしまう)

⑦ ロミュラン人
(長年の宿敵。暴力的かつ狡猾なため、宇宙では嫌われる種族のひとつ)

⑧ ナレク
(ロミュランの秘密機関の一員、双子の生き残りのソージに接近する任務を負う)

⑨ ナリッサ
(変装し宇宙艦隊の士官でオウ准将の部下になっている。実はロミュラン人でナレクの姉)

⑩ オウ准将
(女性ながら艦隊の重要ポストに就いている。保安部長も兼ねるが実は艦隊の裏切者)

⑪ ブルース・マドックス博士
(アンドロイド研究の第一人者。行方不明でデータ少佐の双子の姉妹の制作者と目される。)

⑫ ボーグ
(宇宙生命体だが、人の形ではなく、取り付いた相手を同化させサイボーグにする)

⑬ シンス
(人口生命体、アンドロイドの別称)

⑭ ジャット・ヴァッシュ
(アンドロイド、シンスの絶滅を使命とするロミュランの秘密組織)

1.「スターダスト・シティ・ラグ」のネタバレあらすじ

(展開1・起)

ヒュパティア星系惑星フェアゲッセンのセブンドームの13年前から始まる。

元ボーグの仲間であるイチューブは、拉致され体内の重要なボーグ部品をブジェイルズに生きながら摘出されていた。

セブン・オブ・ナインが救助に来るも、既に助かる見込みはなく、彼女に懇願して安楽死させられる。

話は、現在に戻り、ブジェイルズが支配するスターダストにやってきたマドックス博士。

博士は費用をブジェイルズに借り、研究を密かに行っていたが、何者かに跡形もなく研究所が消されていたのだ。

費用を返せなくなったことを詫びに来たが、ブジェイルズはそんな彼を慰める。

しかし、勧められたお酒に薬が入っており、倒れるマドックス博士。

なんと、ブジェイルズはロミュランの秘密機関のタルーシアと取引しており、博士と研究所が襲われることは予め知っていたのだ。

(展開2・承)

場面は変わり、ピカードの乗る小型宇宙船。

ピカードが目的地のフリークラウドの情報を確認していると、セブン・オブ・ナインが部屋にやってくる。

ピカードは調子はどうだ?と聞くと彼女は、元ボーグらしく正しく機能をしていると答える。

彼女は、レンジャーをしており、ピカードはその働きを認めつつも、行き過ぎた行為を諌める。

それに対し、自分達は誰も助けない者を助けており、一番良くないのは途中で投げ出すことと話し、暗にピカードの過去の行為を責める。

黙るしかないピカードに、セブン何をしに、フリークラウドに行くか尋ねる。

ピカードは、誰も彼女(ソージ)のことを助けようとしない、そして自分が助けなければ恐らく死ぬと事情を話す。

セブンは、じゃあ、おかわりをもらえる?とお酒を要求し、一役買う覚悟をする。

船内では、ジュラティ博士が、かつて恋人でもあったマドックス博士との思い出の映像を楽しんでいた。

(展開3・転)

そんな中、宇宙船はフリークラウドにようやく到着するが、セブンは、今回の件にブジェイルズが関わっていることがわかり、驚く。

ブジェイルズが何者か尋ねる皆に対し、セブンは元ボーグを長年にわたり解体し、その部品を売って商売しており、レンジャーに指名手配されていると伝える。

マドックス博士の状況を調べると、厳重な警備をされており、救出は難しいと判断する。

それに対して、セブンはマドックス博士の代わりになるものをブジェイルズに差し出せばいいと話す。

それは、セブン自身のことであった。

ラファエラは、正体がばれないよう様々な仕掛け、変装を施し、メンバーの潜入を無事成功させる。

ただ、ラファエラはフリークラウドにいる自分の息子に会いに行くため、別れを惜しむピカードとラファエラ。

無事、ラファエラは息子ガブリエルと出会い、艦隊士官時代にないがしろにした過去を謝るものの、ガブリエルは許そうとしない。

ラファエラは火星で多くの人生が失われた陰謀を含め事情を改めて話すが、ガブリエルはぼくらの人生はどう考えていたかと責める。

息子夫婦と住みたかったラファエラだが、息子から一緒に住むは余地はないと言われ、悲しみで涙が止まらない。

(展開4・結)

一方、ピカードはマドックス博士を救うため、セブンを身代わりにし、交渉相手の
ブジェイルズと交渉する。

突然セブンが手錠をはずし、セブンを手に入れることができ、悦に浸っていたブジェイルズの首を絞める。

セブンはブジェイルズの手下に、銃を捨てないと殺すと脅し、銃を捨てさせる。

ピカード達は、作戦にないセブンの行動に驚く。

セブンが身代わりになったのは、元ボーグのイチューブの仇を打つためであった。

復讐をやめさせたいピカードのため、船長のラリクはメンバーがいるところで、ブジェイルズを殺せば、全員が賞金首になるとの話をし、復讐を思い止まらせる。

ピカード達メンバーは、マドックス博士を連れ、転送により宇宙船に戻る。

しかし、セブンは宇宙船に戻った後、フェイザー銃を持ち、一人で再び、ブジェイルズらを殺しに戻り、復讐を果たす。

助けだされたマドックス博士は、双子の姉妹のソージが再生キューブにいることなどを話す。

そして二人を地球と再生キューブに送った理由は、アンドロイドの禁止令の裏を知るためであった。

ただ、深い傷を負っているため、話しを聞くのを一旦中断するピカード。

ピカードは、船長に次の目的地は、ロミュラン領域の再生キューブと話し、リオス船長は渋々引きうける。

そして、フリークラウドで別れる予定だったラファエラは行き場所を失い、結局宇宙船に戻ったのであった。

よく戻ったと優しく受け入れるピカード。

しかし、治療を行っていたジュラティ博士が、突然、治療装置を停止し、マドックス博士を涙ながらに殺してしまう。

理由は不明だが、ジュラティ博士は、アンドロイド作成に携わったことを後悔させられる何かをオウ准将から見せられ、その償いのため、マドックス博士を殺さざるを得ない精神状態に追い込まれたのだ。

謎の行動をするジュラティ博士を乗せ、宇宙船の不安な旅が続く。

2.Katsuyaのストレス解消シーン

マドックス博士の救助のため、交渉役等の変装をするピカードらメンバー。

ラファエラの奇抜な作戦だが、いつものシリアスなメンバーが下手な変装と演技するところは笑えるシーン。
悪役のピカードはめったに見られないので、貴重なシーンとも言える。

宇宙船に一人残ったジュラティ博士が、初めての転送の操作を任され、ちょっとしたパニック状態になるシーンも笑える。

ジュラティ博士の言動は、いつもちょっと一息を入れさせてくれる。

セブンが宿敵であったブジェイルズに復讐を果たす際に言う、「ピカードは宇宙に慈悲があると思っている。誰かがその希望を持っていないと」話すシーン。

英雄ピカードを守ろうとする、また彼に希望を託すセブンの熱い思いに感動させられた。

3.Katsuyaの面白さの評価、まとめ

本エピソードの面白さをストーリー展開(飽きさせないか)、オリジナリティ・意外性、各キャラクターの活躍(イキイキ度)等を独断と偏見で評価すると、10点満点で9.3点である

(ストーリー展開)
今回の話は、マドックス救助のため、メンバーが揃っての奇抜な作戦、それと併せラファエラと息子の切ない話しも交じり、展開が上手く構成をされており、飽きさせない。よって、9点

(オリジナリティ・意外性)
オリジナリティ、意外性は今回は、多くあり、良かった。

変装して救助に行く意外性と、単なる脇役だったジュラティ博士が救助したマドックス博士を殺してしまう点は本当に驚いた。10点

(各キャラクターの活躍、イキイキ度)
本エピソードでは、メンバー全員が持ち味を発揮しており、皆イキイキとしていた。
ただ、エルノアは十分発揮できないのが残念。
元部下のラファエラと息子とのやりとりは切なく、良い味を出していた。9点

(まとめ)
今回のエピソードは、フリークラウドでマドックス博士を救うためのストーリーを
中心に描かれ、各メンバーの活躍が十分見られることや切ないラファエラと息子のストーリーも交じり、見ごたえ十分な作品に仕上がっている。

4.余談
エピソードにまつわるスピンオフ

「眼帯」

今回は、ピカードが悪役に扮する際に付ける眼帯。

実際、過去のドラマや映画では、黒い眼帯は悪役の象徴のように扱われている。

これは、過去において、事故やトラブルを乗り越えてきた力強さを表しているとの説もある。

ただ、海賊が比較的多く眼帯をしていたことから、急な暗闇でも素早く行動するために眼帯をしているとの説もある。

実際にテストした人もいるようで、その結果確かに急な暗闇でも眼帯をはずすと見やすくなる効果があったとのこと。

こうやって調べてみると眼帯一つでも深い意味を持っていたことに驚かされる。

ちなみに、近年は白いガーゼの眼帯も効果が無いもしくは逆効果という説が多数を占め、使用されなくなってきているようだ。

確かに見かけることは減ったかも知れない。

これからの悪役を象徴するものは、何になるのであろうか?

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