スター・トレック:ピカード【エピソード4・無垢なる自己】のネタバレあらすじ、ストレス解消シーンと面白さ

こんにちは。Katsuyaです。

このサイトに来ていただき、ありがとうございます。

今回本記事では、スタートレックシリーズの最新シリーズ・ピカードを引き続き、取り上げていきます。

さて、前回のエピソード3では、ピカードが元部下のラファエラに嫌われつつも、協力を得て、小型宇宙船と元艦隊士官の艦長を雇い、アンドロイド双子のソージを助け出す旅に出る準備がようやく整います。

一方、ソージは近づくロミュラン人のナレクが秘密組織の手先とは知らずに恋してしまうようになります。

なお、エピソード1では、スタートレックの長い歴史を初心者用にまとめています。

本エピソードから読む方は、エピソード1の冒頭も併せて読んで頂けると理解に役立ちますので、一読頂ければ幸いです。

果たして、新しい仲間を得たピカードは双子の姉妹のソージを助けられるのか、それでは、エピソード4の発進です。

最後までお付き合い頂ければ嬉しいです。

目次

1.作品のネタバレあらすじ
(展開1・起)
(展開2・承)
(展開3・転)
(展開4・結)
2.Katsuyaのストレス解消シーン
3.面白さの評価、まとめ
4.余談(エピソードに絡むスピンオフ)

登場人物
(本シリーズの中心となる人物)

① ジャン・リュック・ピカード
(主人公・元エンタープライズの艦長)

② ダージ・アーシャ/ソージ・アーシャ
(双子の姉妹・準主役で謎に満ちている)

③ ラファエラ(ラフィ)・ムジカー
(ピカードの元部下で現在は艦隊を辞め失意の生活を送る)

④ クリストバル・リオス
(元宇宙艦隊士官。現在は小型宇宙艦を所有するフリーのパイロット)

⑤ アグネス・ジュラティ
(沖縄デイストローム研究所に勤務するアンドロイドの専門家)

⑥ データ少佐
(かつてピカードを救った部下のアンドロイド。その際壊れてしまう)

⑦ ロミュラン人
(長年の宿敵。暴力的かつ狡猾なため、宇宙では嫌われる種族のひとつ)

⑧ ナレク
(ロミュランの秘密機関タルーシアの一員、双子の生き残りソージに接近する任務を負う)

⑨ ナリッサ
(変装し宇宙艦隊の士官でオウ准将の部下になっている。実はロミュラン人でナレクの姉)

⑩ オウ准将
(女性ながら艦隊の重要ポストに就いている。保安部長も兼ねるが実は裏切者)

⑪ ブルース・マドックス博士
(アンドロイド研究の第一人者。行方不明でデータ少佐の双子の姉妹の制作者と目される。)

⑫ ボーグ
(宇宙生命体だが、人の形ではなく、取り付いた相手をサイボーグにする)

⑬ シンス
(人口生命体、アンドロイドの別称)

⑭ ジャット・ヴァッシュ
(アンドロイド、シンスの絶滅を使命とするロミュランの秘密組織)

1.「無垢なる自己」のネタバレあらすじ

(展開1・起)

ベータ宇宙域・惑星ヴァシュティの14年前のロミュラン移住地域から、話は始まる。

ロミュラン人で賑わう商店街の一角。

そこへ、ピカードが転送されてくる。

そこにいたロミュラン人は、救出をしてくれたピカードを快く出迎える。

ピカードはロミュラン人の受け入れに貢献してくれた修道女クワト・ミラットの
ザニと孤児のエルノアに久しぶり会う。

エルノアにお土産を頼まれていたピカードは、三銃士の本を渡す。

読む約束をしたと、せがむエルノア。

三銃士を読み聞かせ、その剣闘シーンを真似て、遊ぶピカードと孤児のエルノア。

平和な一日が過ぎようとしていた時、部下のラファエラからアンドロイドが火星が攻撃を受けたとの報告を受け、戻らなければいけなくなったピカード。

すぐ戻ってくるつもりだと言い残して。

(展開2・承)

話しは現代、ピカードが雇った小型宇宙船に変わる。

ジュラティ博士は、宇宙に期待していたが、実際、すごく退屈と早くも不満を漏らす。

そこへラファエラが船長のリオスに宇宙船は、どこに向かっているかを怒りぎみに聞く。

ノリス船長はピカードの命で惑星ヴァシュティに向かっていると話す。

クワトミラットは別名ロミュラン戦闘修道女でピカードは、ソージ救出のため、その力を借りに惑星ヴァシュティに向かっていた。

力を借りられるかは、クワトミラットが力を貸すだけの大義がピカードの行動にあるかで判断され、断られる場合は、無垢なる自己を見せよの教えで断ってくるはずと話すピカード。

ラファエラは、惑星惑星ヴァシュティは、現在は無法地域で攻撃される可能性があり、予定通りフリークラウドに向かうことを提案するが、今度こそ避けては通れないと話すピカードの決意は固い。

ピカードが去った後、ジュラティ博士は、無垢なる自己を見せよというのは、ちょっとうざいと思う人はいない?と冗談ぽく話す。

(展開3・転)

場面は立方体宇宙船に変わり、ロミュラン神話の第一人者のラムダを見舞う双子のソージ。

そこへロミュラン人のナレクが、ラムダは心に傷を負っていて、自分で死のうと思ったことは無理もないと話す。

ソージは、なぜか自分はラムダのことを詳しく知っており、それが彼女を追い詰めたと悔やむ。

優しくするナレクだが、ソージも恋しているものの、ナレクは自分を監視していたのではないか、またロミュランの秘密組織のタルーシアではないかと疑っているが、心の底では信じたいと思っている。

ある晩、ナレクが眠っていると姉のナリッサが突然現れ、ナレクのソージに対応が甘すぎると厳しく指摘する。

それに対して、弟のナレクは、タージのように起動をしていまったら、また失敗するとあくまで自分独自のアプローチを続けると反論する。

一方、ようやく惑星ヴァシュティに近づくピカードの宇宙船。

大胆にも転送で一人降り立ったピカード。

ただ、14年前と違い、誰もピカードに近づこうとしない。

それでもピカードは挨拶を続ける。

その中でも、クワトミラットの修道女のザニだけは、彼を温かく迎え入れてくれた。

言えた義理ではないが、最後にもう一度助けてもらいたいとザニに頼むピカード。

そこへ小さな孤児であったエルノアが立派な青年として、現れる。

ピカードが来ていることは、惑星ヴァシュティの防衛網に知られ、敵艦がリオスの宇宙船に向かってくるとピカードに報告するが、未だ離れるわけにはいかないと通信を切ってしまう。

エルノアは既に訓練は終えているが、クワトミラットには女性しかなれないため、ふさわしい場所が見つけられずにいた。

(展開4・結)

大義と剣の契りを交わすため、ピカードはエルノアに事情を説明する。

事情は理解したが、自分が必要な理由を問うエルノアに対し、戦闘能力が一番
優れているからとの話しをする。

しかし、エルノアは小さい頃の自分を見捨てたと思いこみ、今は、自分が大きくなり、役に立つから来て欲しいだけではと、ピカードの話しを素直に聞けなかった。

かつて、すぐ戻ると約束したピカードだが、結局、約束を果たせず後悔していたが、それを知らないエルノアは怒りぎみに立ち去ってしまう。

諦めたピカードは船に転送を依頼するが、待つ間、ロミュラン人専用の看板を踏み倒し、挑発的に店に入る。

その店に入ると、あるロミュラン人が、以前ピカードと会ったことがあると話すが、その人物はロミュランのかつての上院議員だったのだ。

今は荒くれ者にしかみえないが、ピカードが支援を諦めたことに恨みを持っており、剣を渡し、決闘を申し込むことになる。

剣を渡され一度は剣を交えるも、ピカードは剣を放り出し、よせと言って決闘を命がけで止めようとする。

そこにエルノアが現れ、友よ頼む、生きることを選べと話すが、荒くれ者は止めず、エルノアに首を一瞬ではねられてしまう。

エルノアはピカードを見捨てることができず、一緒に旅に向かうこととなる。

転送された二人だが、宇宙船は、敵艦の攻撃に晒され、危機的な状況が続くが、一隻の宇宙船が救助に現れる。

その船は破壊されるが、ピカード達の宇宙船は辛くも脱出することができた。

一方、救助のため破壊された宇宙船から一人の女性が転送されてくる。

彼女は元ボーグで、かつてのピカードの部下のセブン・オブ・ナインであった。

新たな仲間を得て、困難な旅が再び始まる。

2.Katsuyaのストレス解消シーン

ピカードが去った後、ジュラティ博士は、無垢なる自己を見せよというのは、ちょっとうざいと思う人はいない?と冗談ぽく話すシーン。

このピカードのシリーズは、ある意味、真面目すぎる面があるので、この点は同感と感じた。
人間、肩の力を抜く時も必要だ。

エルノアが、最後にピカードを救いに現れるシーン。

荒くれ者になったロミュラン人の議員を一刀両断するのは気持ちいい。

3.Katsuyaの面白さの評価、まとめ

本エピソードの面白さをストーリー展開(飽きさせないか)、オリジナリティ・意外性、各キャラクターの活躍(イキイキ度)等を独断と偏見で評価すると、10点満点で8点である

(ストーリー展開)
今回も、話しの展開が上手く構成をされており、飽きさせない。

惑星ヴァシュティの話が少し長すぎる感じがするが、スタートレックらしい。

それよりも、ナレクと姉のやりとりは、前回同様の話し合いで飽きてくる。
よって、8点

(オリジナリティ・意外性)
オリジナリティ、意外性は今回も、あまり感じられない。

ただ、惑星ヴァシュティで修道女の暗殺集団の発想は面白く、8点

(各キャラクターの活躍、イキイキ度)
本エピソードでは、ピカードが、惑星ヴァシュティでの良き栄光の時代と老いたピカードが決闘し、それを命がけで止めるなど、らしさを発揮する場面が多々あり、良かった。

元部下のラファエラも引き続き良い味を出しており、8点

(まとめ)
今回のエピソードは、フリークラウドに向かうため、対抗できる腕の立つ仲間を増やすことともに、ピカードの苦悩の一端にも触れられるエピソードで、スタートレックらしい、作品に仕上がっている。

4.余談
(エピソードにまつわるスピンオフ)

「セブン・オブ・ナイン」

今回は、最後に登場するセブン・オブ・ナインを取り上げる。

本名は、アニカ・ハンセン。

宇宙生物学者である両親が、幼いアニカも一緒に、ボーグの調査に向かったのが始まり。

ボーグ船を発見し、危険な調査を行っていたが、シールドが故障したため、ボーグに見つかり、結果逃げきれず、両親と一緒に3人とも同化されてしまう。

その後、詳細は省くが、エンタープライズ号ヴォイジャーの緊急用医療ホログラムのドクターによって、ボーグ集合体から切り離される。

その後、ドクターと人間性を取り戻すレッスンなどにより、エンタープライズ号ヴォイジャーのクルーとして活躍することとなる。

このボーグについては、ピカードも同化されたことがあり、それは彼にとっては思い出すことも耐え難い苦痛として残っている。

自分自身が同じ様な同化をされたら、どうなのだろうか?

無論、同化とは違うが、人は長い年月をかけ、親や教師、友人、本、テレビなどから影響を受けて育つ。

これも広い意味では、同化と言えなくはないだろうか?

そう考えると果たして我々も同化されていないと言い切れるであろうか?

また、同化は絶対悪と本当に言い切れるであろうか?

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