BONES・骨は語る・シーズン1・【エピソード1・墓地の眠れぬ魂】 のネタバレあらすじ、ストレス解消シーンと面白さ

こんにちは。Katsuyaです。

このサイトに来ていただき、ありがとうございます。

今回本記事では、BONES・骨は語るのシリーズを取り上げていきます。

このシリーズは、基本は1話完結です。

女性法人類学者のテンペランス・ブレナンが主人公で、被害者の骨から証拠を見つけ、事件を解決していくストーリー構成です。

彼女は、捜査官ではなく、あくまで専門家として、FBI要請で捜査官のブースと協力しあっていきますが、論理的な彼女と人情派のブースの組み合わせが本シリーズの特徴となっています。

勤務先は米国最高峰の法医学研究所、ジェファソニアン研究所で、普段は遺跡等から発掘されたミイラや骨の鑑定を行っています。

ちなみに本シリーズは、FOX系列で2005年から2017年まで全246話が放映された人気長寿番組です。

通称ボーンズ(骨)と呼ばれる彼女が、専門知識を使い、どんな活躍を見せるのか
楽しんで読んで頂けるよう、書いてみましたので、最後までお付き合い頂ければ幸いです。

目次

1.作品のネタバレあらすじ
(展開1・起)
(展開2・承)
(展開3・転)
(展開4・結)
2.Katsuyaのストレス解消シーン
3.面白さの評価、まとめ
4.余談(エピソードに絡むスピンオフ)

登場人物(本シリーズの中心となる人物)

① テンペランス・ブレナン博士
(主人公・通称ボーンズ。FBIの要請で捜査協力を行う。高名な法人類学者で、骨を見るだけで年齢・性別・人種や病歴等を判定できる。明晰な頭脳を持ち、非論理的なことを嫌う)

② シーリー・ブース捜査官
(FBIの殺人捜査班の特別捜査官。予備役軍人であり、スナイパーの経歴を持つ。ボーンズとは対照的に、人間的な愛情あふれる側面を持ち、どちらかと言うと直感派)

③ アンジェラ・モンテネグロ
(ブレナンの親友。ジェファソニアン研究所に勤務し、コンピューター知識に長けており、その技術を用い、頭蓋骨から生前の顔を復元する事を得意とする)

④ ジャック・ホッジンズ 博士
(ジェファソニアン研究所に勤務。昆虫と鉱物の専門家。陽気な性格だが、事件のたびに真相は何者かの陰謀であると言う。アンジェラに好意を持っている。)

⑤ ザック・アディ
(学生でブレナンに指導を受けている。ずば抜けた頭脳の持ち主で、骨の鑑定においても、高い能力を示している)

⑥ ダニエル・グッドマン博士
(ジェファソニアン研究所の所長。黒人男性)

1.「墓地の眠れぬ魂」のネタバレあらすじ

(展開1・起)

ワシントンDCのダレス国際空港に、ブレナンの出迎えに来たアンジェラは、電光掲示板が故障していたため、迎えに行けず困っていた。

近くの案内係に尋ねるも、全くとりあってもらえなかったため、アンジェラは上着を脱ぎ、注意を向けさせることに成功する。

しかし、その後ろには既にブレナンが、立っていて、久しぶりのアンジェラとの再会を喜ぶ。

ブレナンとアンジェラが歩き始めると、ブレナンは近くにいた黒人男性をいきなり倒す。

しかし、その男性は国土安全保障省の捜査官で、ブレナンのバッグの中身を確認するため、追ってきたのであった。

捜査官がバッグを確認すると、中には人骨の頭部が入っていた。

取調室で、骨はグアテマラの大量虐殺の犠牲者の一人と説明するが、捜査官は、平然と対応するブレナンの態度に驚いていた。

グアテマラの大量虐殺に比べれば、取り調べは何ともないとブレナンは言ってのける。

そこへ、FBIのブース捜査官が現れると、何事も無かったように、帰って良いと言われたため、この足止めがFBIからの依頼とブレナンは見破る。

帰りの車の中で、説明を求めるブレナンに対し、ブース捜査官は、ジェファソニアン研究所に到着の詳細を問い合わせしたが、教えてもらえずやむを得なかったと説明する。

ブレナンから、FBIには教えないように話がしてあったのだ。

すぐに車から降ろすよう要求するブレナンに対し、アーリントン墓地で腐乱死体が出たので、捜査協力を依頼する。

それでも、車から降りて立ち去ろうとするブレナンに対し、捜査協力の条件をブースが尋ねると、捜査への全面的参加と答える。

ブース捜査官は、やむなく承諾し、ブレナンは捜査協力に同意する。

白骨化した死体を引き上げて調査すると被害者は18から22歳の若い女性で、身長は約160cm、テニス経験があるとブレナンは断定する。

翌日、ブレナンは、被害者のばらばらにされた頭蓋骨を、丁寧につなぎ合わせていく。

一晩かけて、ブレナンは頭蓋骨を見事に復元させ、その形状からアフリカ系の人種と推測する。

アンジェラは、復元した頭蓋骨からホログラム映像で、顔を再現していく。

ブレナンの指示で、アフリカ系と白人の混血で再現させると、上院議員と不倫していたクリオ・ルイズ・エラと判明する。

(展開2・承)

クリオ・ルイズ・エラは一人娘で2003年にジムを出て、車を置いたまま、消息を絶っていた。

関係者に口止めし、FBIに戻るブースに対し、ブレナンは約束通り、引き続き、捜査に全面参加を続けたいと話しをするが、拒否されてしまう。

ブレナンは引き下がらず、遺体の特定を研究所が行ったと記者発表すると脅し、ブース捜査官も渋々認める。

研究所のチームから、頭蓋骨に付着していた物質は、大型のハンマーに使われるものと一致したとの知らせが入る。

娘が亡くなったことを家族に知らせるとブースが話すが、上司からはマスコミに騒がれたくないため、2、3日伏せておけないかと言われる。

ただ、ブースは消息を絶って2年も経過しており、家族に一日も早く知らせたいと話し、認められる。

悲しむ家族から、娘が死ぬときに苦しんだか聞かれると、ブースは即死だったと嘘の話しをし、家族を安心させる。

研究所に戻り、さらに骨を詳細に調べていくと、カエルの骨と思われていた骨は、胎児の骨で、エラが妊娠していたことがわかる。

ブレナンは、骨の形状から、被害者が必死に抵抗し、生きようとしたことを見抜けてしまう。

そんな被害者のことを考えてしまい、涙ぐむブレナンに、アンジェラは、たまには、素の自分を出すといいとアドバイスする。

(展開3・転)

翌日、被害者の無念を晴らすため、ブレナンは単独で容疑者の上院議員と秘書官に会いに行ってしまう。

突然、DNAの提供を求めるブレナンに対して、弁護士立ち合いでと上院議員は拒否する。

その後、議員が噛んでいたガムを捨てたため、ブレナンは勝手に拾い帰ろうとする。

秘書官が止めるも、ブレナンにやり返され、ガムは持っていかれてしまう。

その強引なやり方のため、ブースは責任を問われ、翌日には捜査担当から、外されることになる。

残り12時間しかない中、まずはストーカーの家宅捜索するも、被害者が首にしていたブロンズスターは見つからず、捜査は振り出しに戻る。

改めて研究所で骨から殺害状況を確認すると、死因はナイフで数回刺されたことで、その後に犯人は身元が分からないようにするため、ハンマーで頭蓋骨を粉々にし、指紋をはぎ取っていた。

明らかに計画殺人であったが、決定的証拠に欠け、捜査は行き詰まる。

被害者のクリオは、珪藻土のあるセメントの上で殺されたと思われ、血痕が今でも残っているはずとブレナンは指摘する。

そして、殺人事件を解決するのは、学者でなく、捜査官というなら、証明して欲しいとブレナンはブースに期待をかける。

被害者の卒業式のビデオ映像を見るブースは、ブレナンを呼んで、一枚の紙きれを見せる。

それは、上院議員の家宅捜査令状で、ブースは覚悟を決めた。

家宅捜索でマスコミが押し寄せ、上院議員の自宅周辺は大騒ぎとなる。

ただ、ハンマーは見つかるも、地下室に血痕と珪藻土は無かった。

(展開4・結)

研究所に戻ったブレナンは仲間と話しているうちに、珪藻土は魚の水槽の濾過にも使われることに気づく。

上院議員の秘書は、魚を水槽で飼っており、ブレナンは単独で自宅に向かうと、秘書は自宅を燃やし、証拠の隠滅を図ろうとしていた。

ブレナンがドアを破って、押し入り、家を燃やすのを止めるが、それでも燃やそうとするため、仕方なく秘書の足を撃ち、証拠隠滅を防ぎ、秘書をエラ殺害でことに成功する。

アーリントン墓地で、娘クリオの葬儀に両親のエラ夫妻が立ち会う中、行われる。

それを見つめるブレナンは15歳の時に、両親が行方不明になっており、気持ちがよくわかるとブースに話す。

ブースも陸軍のスナイパーの時に、多くの人を殺した埋め合わせのため、殺人事件の
犯人を捕まえていると話す。

ブレナンとブースは、ようやくお互いの心を開いて話し会う。

そしてブースの心を知ったブレナンは、これからの協力を誓う。

2.Katsuyaのストレス解消シーン

一番好きなシーンはなんといっても、冒頭の国土保障省の捜査官を制した後、バッグから、頭蓋骨が出てくるシーン。

鮮やかな護身術と、そのバッグの中身に関係者が驚くのが、面白く、気持ちがいい。

同じくブレナンが、上院議員に単独でDNAの協力を求めに行き、秘書をなぎ倒すシーン。

こうと決めたら引かないブレナンの行動力は、見ていてスッキリする。

そんな活躍を見せるブレナンだが、対人関係に悩んでいるところが、可愛らしい。

最後、ブレナンとブースがお互いの心を開き、話しあうシーンも、これからの二人の活躍を楽しみにさせられる。

3.Katsuyaの面白さの評価、まとめ

本エピソードの面白さをストーリー展開(飽きさせないか)、オリジナリティ・意外性、各キャラクターの活躍(イキイキ度)等を独断と偏見で評価すると、10点満点で10点である

(ストーリー展開)
グアテマラから帰国したブレナンが、墓地の白骨から、身元の特定し、さらに容疑者の捜査を人間味あるFBI捜査官ブースと行い、最後は単独で容疑者を捕まえるまで、全く飽きない展開で、10点

(オリジナリティ・意外性)
冒頭のバッグからの頭蓋骨や、鮮やかな護身術、最後の犯人の特定や逮捕など、研究者とは思えないブレナンの型破りな行動力に驚かされた。よって、10点

(各キャラクターの活躍、イキイキ度)
特に、ブレナン博士は、型破りな行動力を持つ一方で、人間関係に悩む姿もあり、魅力的な主人公が十分表現されていた。

周りのアンジェラも空港で胸を見せる行動力や、ブレナンを気遣う優しさを発揮して良かった。

ブースも上院議員の家宅捜索の前に被害者クリオのビデオを見るなど人情派の捜査官らしさが十分出ていた。よって、10点

(まとめ)
天才的な頭脳を持つブレナンと人情味あふれるブースが、上院議員と不倫関係にあったとされる被害者のクリオの犯人捜しを通して、心を開き、真の相棒になっていく記念すべき最初のエピソード。本当に、良い出来になっている。

4.余談
(エピソードにまつわるスピンオフ)

「アーリントン墓地」

アーリントン墓地は、正式名は、アーリントン国立墓地で、全米一有名な墓地として知られている。

不謹慎かも知れないが、ワシントンDCの観光地にもなっている。

もともとは、南北戦争の戦没者の墓地として、1864年に築かれている。

埋葬者の中には、第35代大統領のジョン・F・ケネディと、夫人のジャクリーンの墓がある。

海兵隊の戦没者を追悼する合衆国海兵隊記念碑記念碑があることでも知られている。

その像は激戦となった硫黄島の戦いでの星条旗掲揚の写真を元に、作成されたと言われている。

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