24・TWENTY FOUR・シーズン1・【第1話・Midnight-Am1:00】 のネタバレあらすじ

こんにちは。Katsuyaです。

このサイトに来ていただき、ありがとうございます。

今回本記事では、24・TWENTY FOURのシリーズを取り上げていきます。

本シリーズは、完璧な連続ものです。

1エピソード1時間の割り振りで、24エピソードで24時間が描かれる特異な設定方法をとっているため、レンタルビデオ開始時は、24話を一気に見る人が続出しました。

他では、画面を多分割して、同時進行する事態を描くスプリット画面が使われたのも、本シリーズの特徴です。

画面が小さくなり、どの画面に集中すべきかわからなくなるので、個人的には好きでは無かったですが。

内容は単純で、米国の架空の連邦機関、テロ対策ユニットのCTUのロサンゼルス支局の捜査官ジャック・バウアーが主人公で、テロとの戦いを描いており、題名通り24時間で解決していくストーリーです。

日本では、2020年10月から、リメイク版が、唐沢寿明主演で、始まっています。

ちなみに本シリーズは、2001年から2010年まで、米国で8シーズンが放送され、全世界でブームを巻き起こした人気番組です。

最後までお付き合い頂ければ幸いです。

登場人物(本シリーズの中心となる人物)

① ジャック・バウアー
(主人公・テロ対策CTUの中心捜査官・強引な捜査手法のやり手だが、妻テリーが精神を病み、奔放な娘キムなど家族の悩みを持つ。また以前、内部告発し、反発を持つ同僚もいる)

② キンバリー・バウアー
(愛称キム。ジャックの一人娘で奔放だが家族思いの面を持つ。後にCTUで働くこととなる。)

③ クロエ・オブライエン
(CTUの女性上級分析官で、優秀な情報処理能力を持つ)

④ リチャード・ウォルシュ
(CTUの支局長)

⑤ ジョージ・メイソン
(CTUロサンゼルス支局の臨時支局長。ただ、過去に法的に危うい行為を行い、ジャックからは信頼されていない)

⑥ ニーナ・マイヤーズ
(CTUの女性アシスタントチーフ・ジャックとは、以前不倫関係にあった。現在はジャックの腹心の部下として、彼の行き過ぎた行動を支えるが。)

⑦ トニー・アルメイダ
(CTUの通信部門所属の捜査官。ニーナと付き合っており、不倫関係にあったジャックに対し反発する)

⑧ デイビッド・パーマー
(米国史上初の大統領候補。テロリストから命を狙われている)

⑨ ウエイン・パーマー
(デイビッド・パーマーの弟で、策士家)

⑩ アーロン・ピアース
(シークレットサービスの指揮官で、デイビッド・パーマーの警護を行う)

1.「Midnight-Am1:00」のネタバレあらすじ

(展開1・起)

物語は、アメリカ大統領予備選のロサンゼルス深夜1時から始まる。

同時刻、クアラルンプールの午後4時、市場の秘密部屋から衛星回線でエージェントからデータ送信で極秘情報が送られてくる。

12時2分、CTU支部長のウォルシュに極秘情報で、テロの対象はデービッド・
パーマー上院議員で、今日決行されるとの連絡が入る。

その時、パーマー議員は、米国大統領の予備選の演説の原稿づくりをスタッフと行っていた。

12時3分、捜査官のジャックは、娘のキムとチェスを行っていた。

娘から、母のテリーと未だ冷戦状態にあるかと言われ、ジャックは返事に困る。

娘のキムは、大好きな父のジャックに冷たい態度をとる母テリーを毛嫌いしていた。

父ジャックと母テリーの不仲は、一方的に母だけに問題があるのでは無いが、娘のキムは母に問題があると思い込んでいた。

ジャックは、妻のテリーとの仲を良くしようと、娘キムの部屋に行くが、誰もおらず、キムは無断で外出していた。

母テリーは怒り、心配なため、友達の家に電話をしようとした時、CTUからの緊急招集がジャックに入る。

仕方なく、キムのことは妻テリーに任せ、ジャックはCTUに急ぎ向かう。

12時7分、娘キムは女友達のアランの車で、これから会うダンの勤務先である家具店に向かっていた。

ジャックが、車で向かう際中に、横に停車したバスのパーマー議員の宣伝を目にし、今日の招集が議員絡みであることを察する。

12時9分、ジャックはCTUに到着し、携帯で娘キムが帰ったかを妻テリーに訪ねるが、未だ帰っていなかった。

ジャックは、部下のニーナに全員集まったことを確認し、招集を指示したウォルシュ支局長の到着を待つこととなる。

ジャックは、ウォルシュの到着前だが、部下のトニーに、パーマー議員の全スタッフの身元調査を指示する。

一方、キムとアランは家具店に到着し、そこで待っていたダンとリックで合流する。

キムは初対面のリックに話しかけ、リックは盛り上げるため、ビールを店内に持ち込み、机に上がるなど、やりたい放題を行う。

12時12分、ジャックは知り合いに娘の特徴を伝え、捜査を依頼し終えると、ウォルシュが到着する。

(展開2・承)

ウォルシュ支局長は、信頼ある情報で、パーマー議員の暗殺が24時間以内に決行されるとメンバーに伝えられる。

そして、パーマー議員の警備体制は、万全であるが、プロのスナイパーが外国から来ることから、暗殺阻止は難しいとウォルシュ支局長は見ていた。

打合せ解散後、ウォルシュ支局長は、ジャックを呼び止め、暗殺計画にCTUのスタッフが関わっている可能性があるとの驚きの話しを聞かされる。

さらに、その人物の特定を24時間で行うことが必要で、その任務は以前、CTUの内部告発を行ったジャックしかいないと、ウォルシュは依頼し、ジャックは仕方なく引き受ける。

詳しい情報は、支部長のメイソンが持ってくると話すが、ジャックはメイソンを信頼できない。

12時20分、ロサンゼルス行きの飛行機の中では、一人の男性が到着までの時間をCAに聞く。

12時22分、キム達が家具店で遊びに興じる中、パーマー議員に写真家のマーティンから、電話で連絡が入る。

機内の男性は写真家のマーティンで、パーマー議員のスタッフから翌朝7時にシークレットサービスが迎えに行き、パーマー議員同席での撮影の打ち合わせを朝食を取りながら行うことを伝えられる。

その話を聞いていた機内の隣に座る若い女性から、デイビッド・パーマー議員の知り合いかと尋ねられ、彼の写真を撮ることを話すと、軽薄な感じで興味を示してくる。

12時25分、妻テリーから電話が入り、キムの部屋から大麻を見つけたと連絡が
入り、ジャックとテリーはショックを受ける。

メイソン支部長が到着し、情報源の入ったディスクをジャックに渡すが、その情報源が信頼に足りるか、確認したいとジャックが話す。

仕方なく、メイソン支部長が情報源を確認する電話をするが、電話先は時報だった。

(展開3・転)

12時30分、嘘の電話をしていたメイソンをジャックはいきなり麻酔銃で撃ってしまう。

慌てる部下のニーナだが、ジャックは以前の事件でメイソンは20万ドルを横領していると考えており、その証拠を掴むよう指示する。

12時34分、メイソン支部長が起きるまでに証拠を掴めなければ、ジャックは窮地に立つため、ニーナは仕方なく極秘データのディスクを使い、調べることになる。

12時38分、アランの父親からキムの母親に電話が入り、居所を訪ねられるが、キムの母のテリーも、娘キムの行方がわからず困っていたため、連絡が取れるよう、お互いの電話番号を交換する。

ニーナが調べ、口座番号がわかるも、暗号化されていたため、トニー捜査官に協力を求めるよう、ジャックから指示される。

12時40分、ニーナは現在付き合っているトニーに暗号解読を依頼するが、ニーナと不倫関係にあったジャックを嫌うトニーは調べようとしないが、ニーナの依頼に仕方なく協力する。

その間、ジャックは部下のジェイミーに電話番号からパソコンにハッキングして、娘のパスワードを調べるよう依頼する。

パスワードは、LIFESUCKS、くそったれであることが判明し、ジャックは妻のテリーに電話で連絡する。

12時43分、パーマー議員はスピーチの原稿作成に疲れ、休んでいるところ、テレビキャスターのモーリンから、緊急の連絡が入る

電話に出たパーマー議員は、真実にほど遠いガセネタを報道するなと感情的に話す。

12時46分、電話の件で話そうとしない夫に対して、いつから隠し事をするようになったかと妻のシェリーは問い詰めるが、悩む夫のパーマー議員は、黙ったまま、語ろうとしない。

12時49分、ニーナはトニーが証拠を見つけなければ刑務所行きと話すが、ジャックは不正を一度でも見逃せばその生き方が当たり前になるから、覚悟の上でやっていると話す。

正義感の強いジャックらしい話しに、ニーナは黙って納得する。

母テリーは、娘キムのパソコンにパスワードを入力しメールを確認すると今日は男性二人と会っていることがわかり、その場所に、友達のアランの父親と一緒に向かう。

その頃、キム達は次のパーティに向かおうとするが、キムは母テリーから伝言が5回も入っていたため、帰ることにする。

その話を聞いたリックは、途中で降ろすので、自分達の車に乗っていくよう話し、キムも同意する。

(展開4・結)

その頃、ロサンゼルス行きの機内では、写真家のマーティンと隣の女性が、トイレで愛し合っていた。

STUのオフィスでは、解読が終了し、メイソン支部長の口座に、20万ドルの不正なお金が振り込まれていたことが確認される。

その証拠を元に、メイソン支部長を脅し、極秘情報の情報源をジャックはようやく知る。

機内で愛し合った二人は席に戻るが、隣の女性は席を立ち、いきなりCAの首に注射し、殺してしまう。

写真家のマーティンは、IDの入った財布を探すが、隣の女性に盗まれていた。

その後、女性はキャリーケースからパラシュートを出し、それを身に着け、ドア付近と機内の2か所に爆弾を設置する。

最初の爆弾でドアを壊し、女性が脱出後、次の爆弾で、飛行機は爆破される。

12時57分、飛行機が爆破された情報が入り、ジャックは乗客リストを至急確認するよう指示する。

キムの乗った車が家の近くまで来たため、曲がるようにキムが話すも、ダンもリックも夜は始まったばかりと言い、キムの話は無視される。

大変な1日の最初の1時間が経過した。

2.Katsuyaのストレス解消シーン

一番のストレス解消シーンというか、一番驚いたシーンは、スナイパーと思っていた男性は単なる写真家で、実は隣の軽薄な女性が、プロのスナイパーわかるシーン。
全く、予想をしていなかった。

ジャックが、上司のメイソン支部長を20万ドルの横領の証拠を元に、脅していくシーンも予想外の行動力でスカッとした。

3.Katsuyaの面白さの評価、まとめ

本エピソードの面白さをストーリー展開(飽きさせないか)、オリジナリティ・意外性、各キャラクターの活躍(イキイキ度)等を独断と偏見で評価すると、10点満点で5.7点である

(ストーリー展開)
CTUのジャックが家庭の問題を抱えながら、テロ対策を行う最初の1時間をリアルタイムで展開していくストーリーだが、ダラダラと展開していくように感じられ、正直良いとは思えない。個人的な感想としては、5点

(オリジナリティ・意外性)
意外性は、プロのスナイパーが、軽薄な女性だったこと。

多画面やリアルタイムでの展開は、オリジナリティがあるが、良いとは思えない。よって、6点

(各キャラクターの活躍、イキイキ度)
主人公のジャックも、さえない感じが、して、正直迫力に欠ける。

他のキャラクターもあまり個性が無い。

唯一パーマー議員は、自然に演じられ、好感が持てた。よって、6点

(まとめ)
パーマー議員の暗殺計画が24時間以内に行われる最初の1時間だが、正直、間延びした余分な話が多く、魅力をあまり感じられない。

日本でリメイクされるので、改めて見てみたが、正直、ブログも時間毎のレポートを書いているようで、あまり見る価値は無いと感じた。

4.余談
(エピソードにまつわるスピンオフ)

「黒人大統領・パーマー議員」

このシリーズが始まった時は、黒人の大統領が本当に誕生するなど、誰が予想しただろう。

このシリーズが始まった時期は、2001年、オバマ大統領が選挙を経て、就任するのが、2008年である。

本シリーズは、アフリカ系、いわば黒人大統領を予測したとも言える。

ちなみに、オバマ大統領のキャッチフレーズは、イエス・ウイ・キャン(そうだ、私たちはできる)や、チェンジであった。

今は、トランプ大統領となり、キャッチフレーズは、アメリカファーストである。

良くも悪くも、米国の大統領は、自分なりの信念を持ち、行動する人物が多い。

世界は今、米国と中国の覇権争いの様相が強まっているが、我々にどんな未来が待っているのだろうか。

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