こんにちは。Katsuyaです。
このサイトに来ていただき、ありがとうございます。
今回本記事では、メンタリストのエピソードを取り上げていきます。
本シリーズの主人公はメンタリストのパトリック・ジェーンです。
メンタリストは、日本ではメンタリストDaigoで一躍知られるようになりました。
このシリーズも地上波では放映されず、専門TVと今は閉局されたDlifeで放映されたのみで本当に悲しいです。
このシリーズは米国で大ヒットしたシリーズなのにも関わらず、放送されないのは放映権料の問題でしょうか?
さて、そんな愚痴はこれくらいにして、メンタリストという新しい設定の主人公が妻子を殺された復讐に燃えながらも、捜査機関CBIにコンサルタントとして協力し、どんな活躍をしていくのか、お届けしていきます。
目次
1.作品の小説風あらすじ
(展開1・起)
(展開2・承)
(展開3・転)
(展開4・結)
2.Katsuyaのストレス解消シーン
3.面白さの評価、まとめ
4.余談(エピソードに絡むスピンオフ)
登場人物(シリーズの中心となる主な人物)
①パトリック・ジェーン
(主人公・殺された妻子の復讐に燃えるメンタリスト)
②テレサ・リズボン
(捜査機関CBIの女性の捜査責任者・ジェーンの行動に手を焼く)
③キンブル・チョウ
(リズボンの部下・アジア系で生い立ちからギャングに詳しい)
④ウェイン・リグスビー
(リズボンの若手の部下・体格はいいが、気は小さい)
⑤グレース・ヴァンぺルト
(リズボンの部下・新人でリグスビーから好意を寄せられる)
⑥レッド・ジョン
(主人公パトリック・ジェーンの妻子を殺した宿敵で謎の人物)
1.「レッド・ジョンの影」のネタバレあらすじ
(展開1・起)
ある裕福な家族の娘が行方不明になっていたが、その遺体が発見され、マスコミが押し寄せる。
は
ジェーンとリズボンは、そんな騒々しい現場に到着すると、地元警察は、遺体を発見した少年が犯人とみて連行する。
その後、娘を殺された夫婦が、マスコミの前で記者会見をするが、ジェーンは、その様子に不自然さを見出す。
ジェーンが、家の中に勝手に入り込み、サンドイッチと紅茶を食べていると、家に戻った妻は最初驚くが捜査関係者と名乗り安心させ、紅茶を勧める。
戸惑いながらも、ジェーンと一緒に紅茶を飲む妻に、今どんな気持ちか、よくわかると慰める。
それに対して、妻は「わかるはずが無い、絶対に」と反論する。
信じない妻にジェーンは、証明するため、スキーが好きなふりをしていることや友人が最近太ってきたことを喜んでいるなどを言い当てる。
驚く妻は「霊能者?」と尋ねるが、ジェーンは否定し、観察しただけで、自分に嘘を通いても無駄だとわかって欲しかったからだと話す。
そして、ジェーンは、自惚れ屋であるけど、温厚な夫をなぜ犯人だと考えているかと突然切り出す。
思ってもみなかったことを聞かれ動揺する妻だが、次第に夫と娘の様子がおかしかったことを認める。
ジェーンは、夫が殺したのか聞いたかと尋ねると、妻は「本当のことを話すと思う?」と反論する。
そんな妻に対して、ジェーンは妻は大抵、夫の嘘を見抜けると話す。
そこに夫が入ってくるが、いきなりジェーンは、娘を殺しましたかと尋ねる。
戸惑いながらも夫は反論するが、ジェーンは殺していないなら、普通は殴りかかると話す。
その様子を見ていた妻は、全てを見抜き、夫を射殺する。
辺りは大混乱に陥いるが、「それほど事態は深刻じゃないよ」とジェーンは平然と言ってのける。
2週間後、連続殺人犯レッド・ジョンの殺害事件が発生する。
リズボンの捜査チームが呼ばれ、停職中のジェーンも無理やり、捜査に加わる。
プロゴルファーの妻アリソンと、そのかかりつけ主治医のタネン医師が、スタンガンで襲われ、ゴルフクラブで殴打、めった刺しにされ殺害された。
二人の関係を怪しむリズボンらに、ジェーンはタネン医師はゲイだと話す。
身元の確認に来ていた共同経営者のワーグナー医師からも、タネン医師がゲイと確認される。
(展開2・承)
事件現場で捜査するジェーンは、5年前に霊能者のふりをして、レッド・ジョンの捜査に協力をしていた過去を思い出す。
得意げに現場で事件を再現し、説明する捜査員に対して、今回の事件はレッド・ジョンの犯行ではないと話す。
レッド・ジョンにとって、殺害現場は劇場で、まず最初にスマイルマークを見せ、恐怖を煽り立て、最後に死体を見せていると理由を説明する。
今回の現場がその設定とは違うことから、模倣犯とジェーンは断定する。
チョウとリグスビーは、プロゴルファーである夫と、その弟の事情聴取を行い、夫は犯行時には、マッサージ師に治療を受けていたことから、容疑者から外される。
一方、リズボンは、殺されたタネン医師の同僚の、ワーグナー医師に事情を聴き、殺されたアリソンに1年分の避妊薬を内密に頼まれていたことを明かす。
リズボンは、なぜ内密だったかと問うと、ワーグナー医師は、実は夫はパイプカットしていたことを明かす。
ジェーンは、ワーグナー医師に、タネン医師は日記を付けていたかと、謎の質問をし、否定される。
そして帰り際にジェーンは最近不眠なので、強い睡眠薬が欲しいと頼むが、薬を出すためには診察が必要と言われ、一旦は諦める。
チームで食事する中で、夫が怪しいと話すチョウに対し、ジェーンは、夫は優勝がかかるとミスショットを必ず18番することから、腰抜けで妻を殺す度胸は無いと話す。
(展開3・転)
その夜、ジェーンの部屋にレッド・ジョンらしき人物からの手紙を受け取るが、血塗られた布が添えられ、鑑識で調査が行われる。
その後、ジェーンは世通し、日記帳らしきものに何事かを書き込んでいく。
布の鑑識の結果、血はアリソンのものだったが、付着した毛髪は夫の弟のものであった。
弟を事情聴取するが犯行を否定し、はめられた可能性があり、それは兄であると話す。
ジェーンは、弟が殺されたアリソンと不倫をしていたと推測し、推測通り、弟はアリソンと不倫をしていたことを打ち明ける。
その後、ワーグナー医師の診察を受けるジェーンだが、なぜ眠れないと問われ過去のテレビ番組のことを思い出す。
その番組でレッド・ジョンを超能力で探すと明言した後、帰宅するジェーン。
家のドアを開けると血塗られたスマイルマークが目に飛び込んできたことを思い出していた。
ワーグナー医師からの問いかけで、ジェーンはその回想から現実に戻る。
眠れない真実を話そうとしない理由を問うワーグナー医師に対し、ジェーンは、それは、僕のものだからと答えるジェーン。
(展開4・結)
帰り際、ジェーンは殺されたタネン医師の日記を明日、鑑識に探させると話す。
ジェーンが帰るとタネン医師のオフィスで、ワーグナー医師が必死に日記を探していた。
そこへ携帯を忘れたというジェーンが突然戻ってきて、日記捜しに夢中のワーグナー医師に探しものですかと話しかける。
驚くワーグナー医師は、つい刑事の真似事をしてみたくなり、日記を探していたと白状する。
探すのを手伝うとジェーンは言い出し、本棚の下から日記を簡単に見つけ帰ろうとする。
ワーグナー医師は携帯を忘れていると呼びかけ、自分のオフィスにジェーンを
呼び込むが、銃を取り出し日記をよこせと脅す。
その日記をワーグナー医師に渡すが、日記の内容はジェーンがでたらめに書いたものだった。
まんまとジェーンの罠にはめられたワーグナー医師。
彼は、アフリカの貧しい子供たちの救済のために横領していたことを、タネン医師に知られ、告訴を免れるために殺したと話す。
アリソンは、タネン医師だけを殺せば、捜査が自分に集中することになるため、単なる捜査攪乱のために殺されたのだ。
話しの隙をつき、逃げ出すジェーンは、間一髪で助けに来たリグスビーに救われる。
事件は解決したものの、蚊帳の外に置かれたチームのメンバーは立腹し、ジェーンに冷たい態度を取る。
そんな中、ジェーンは反省していますと言い、リズボンの前にカエルの折り紙を置く。
突然跳ねるカエルに驚き、リズボンも思わず笑みが出る。
2.Katsuyaのストレス解消シーン
娘を殺された妻は、夫と娘が昨年からおかしかったことに気づいていた。
しかし、「本当のことを話すと思う?」と反論する妻に対し、妻は夫の嘘を見抜くと話すジェーン。
ジェーンが夫に娘を殺したかと尋ね、怒りながらも動揺を隠せない夫の様子から全ての真相を見抜く妻の嘆くシーン。
夫婦であれば、同じ様な体験はあるもので、思わず納得のシーン。
レッド・ジョンの殺害と思われた現場に飛行機で向かったリズボンの捜査チーム。
新人のヴァンぺルトは荷物を預けてしまい、リズボンから旅行に来たの?、と嫌味を言われるシーン。
新人らしく可愛らしい失敗が微笑ましい。
レッド・ジョンの犯行ではないため、興味を失ったジェーン。
捜査員を家族の事情聴取に行かせ、その隙に参考になったので、戻ってきて欲しいと電話するリズボン。
お願いと言ったら帰ると言うジェーンに、リズボンが腹を立てるシーン。
部下には内緒でジェーンに懇願する姿や意地を張る姿も、普段のリズボンとは違って可愛らしく、二人の微妙な関係が上手く描かれている。
ジェーンがワーグナー医師を見事に墓穴を掘らせる展開はスカッとした。
ヴァンぺルトが死者の国、神の国は存在しますと頑として譲らないシーン。
可愛いけど、意外と頑固で強気なところは好感が持てる。
3.面白さの評価、まとめ
本エピソードの面白さをストーリー展開(飽きさせないか)、オリジナリティ・意外性、各キャラクターの活躍(イキイキしているか)等を独断と偏見で評価すると10点満点で9.7点である。
(ストーリー展開)
最初の娘の殺害から、次の殺害現場が模倣犯の仕業と見破り、ワーグナー医師を逮捕するまで飽きさせない展開で、10点。
(オリジナリティ・意外性)
オリジナリティがあるかと言えばあまり無いと言える。
ただ、最初にも書いたがメンタリストという設定自体に、十分オリジナリティがある。よって9点。
(各キャラクターの活躍、イキイキ度)
主人公のジェーンが暗い過去を持ちながらもユーモア溢れるキャラクターが良く出ている。
そんなジェーンを取り巻くメンバーも持ち味をいかんなく発揮しており、10点。
(まとめ)
妻子を殺されたジェーンが主人公であるが、本エピソードでは、全体として暗さよりもユーモア溢れる展開となっている。
ジェーンを取り巻くメンバーも、愛すべきキャラクター揃いで、本シリーズの1話目にふさわしい十分に見ごたえのある作品に仕上がっている。
4.余談(エピソードにまつわるスピンオフ)
「スマイルマーク」
本シリーズの中でレッドジョンを象徴する血塗られたスマイルマーク。
スマイルマーク自体の歴史は古く、私の子供時代にも見た憶えがある。
このドラマでは、レッド・ジョンが勝ち誇った顔の象徴として、使われているように思う。
このマークは、米国の保険会社の社内キャンペーン用に、商業美術家であるハーベイ・ボール氏によって作成され、それが思わぬことに世界中に広まったようである。
なお、正式名称はスマイリーフェイス。
本当に単純なデザイン。
でも、だからこそ世界中で愛されているのかもしれない。