ロイヤルペインズ/救命医ハンク・シーズン1・【エピソード1前編・運命のパーティ】 のネタバレあらすじ、ストレス解消シーンと面白さ

こんにちは。Katsuyaです。

このサイトに来ていただき、ありがとうございます。

今回本記事では、ロイヤルペインズ・救命医ハンクのシリーズを取り上げていきます。

このシリーズは、基本は1話完結ですが、長い目で見るとつながりがあるので、エピソードはなるべく順番に見ていくことをお勧めします。

内容は、超簡単に説明すると、ある理由から首にされた主人公の外科医ハンクが、ハンプトンの保養地で、リッチな人達の個人医になって活躍していく物語です。

ちなみに本シリーズは、2009年から2016年まで、米国で8シーズンが放送された人気番組です。

米国の超リッチな暮らしぶりも楽しめる、本シリーズの最初のエピソードです。

コンシェルジュドクターとして活躍を始めるきっかけとなる運命のパーティについて、楽しんで読んで頂けるよう、書いてみましたので、最後までお付き合い頂ければ幸いです。

目次

1.作品のネタバレあらすじ
(展開1・起)
(展開2・承)
(展開3・転)
(展開4・結)
2.Katsuyaのストレス解消シーン
3.面白さの評価、まとめ
4.余談(エピソードに絡むスピンオフ)

登場人物(本シリーズの中心となる人物)

① ハンク・ローソン
(主人公・優秀な外科医だが、ある理由から解雇され、コンシェルジュドクターの道を偶然にも歩んでいくことになる)

② エヴァン・ローソンシーリー・ブース捜査官
(ハンクの弟で、コンシェルジュドクターの手伝いをすることになる)

③ ジル・ケイシー
(ハンプトン記念病院の病院長。無料クリニックの開設を目指している)

④ ディヴィヤ・カダイ
(ハンクの評判聞きつけ、自らを売り込み医療助手となる。インド系の女性で実家は富豪)

⑤ ボリス・キュースタ・フォン・ユルゲンス=ラテニッツ
(ドイツの侯爵家の出身で、ハンプトン屈指の大富豪。遺伝病を抱えている)

1.「運命のパーティ」前編のネタバレあらすじ

(展開1・起)

ニューヨークの病院のERで外科医を
勤めるハンクは休日に、近所で黒人の友人達とバスケットボールに興じていた。

その最中、一人の黒人男性が倒れたため、ハンクが確認すると心肺停止の状態であった。

心臓マッサージ等により、息は吹き返すが、救急車が来るには10分かかるとわかり、緊急措置を施し、ピックアップトラックで運ぶこととなる。

ハンクの勤める病院に運び、応急措置を始めるも、病院の理事長のガードナー氏が心筋梗塞で運ばれてくる。

ハンクは、ガードナー氏の治療を優先するよう言われ、仕方なく対応し容態が安定したところで、他のドクターに任せ、黒人男性の治療を始めてしまう。

その後、ハンクは婚約者の女性に会い、二人は愛し合う。

女性は、ドクターと結婚するのが夢で、自分の人生は何もかも順調と話す。

しかし、その時、電話が鳴り、理事長のガードナー氏が死亡したとの連絡が入る。

翌日、病院の理事会で、判断ミスを理由にハンクは、いきなり首にされてしまう。

ハンクは翌日から、次の勤務先を探すも、ニューヨークの全病院から、採用を断られてしまう。

それは、ガードナー家からハンクを採用しないように、圧力がかけられていたためであった。

そんなことから、絶望的になったハンクは、部屋に引きこもり生活に入ってしまう。

婚約者から式は延期すると言われたハンクは、結婚自体を止めようと言い、二人は別れることになる。

(展開2・承)

兄を心配して、弟のエヴァンが気分転換に出かけようと誘う。

エヴァンは、ニューヨークの保養地のハンプトンで開催されるパーティの招待状を手にいれ、ハンクを誘っていた。

頑強に行くのを拒んでいたハンクだが、エヴァンから酒が無くなり、ビデオの配信サービスも停止となったことを話され、渋々承諾する。

ハンプトンへの道は夏が始まり渋滞する中、エヴァンはナンパに励むが、全て失敗する。

ようやく渋滞を抜けると、そこは豪邸が立ち並んでおり、エヴァンは圧倒される。

着いたホテルは、ハンプトンインというモーテルで、ハンクはがっかりする。

ただ、その夜は、エヴァンの言う通り、豪邸での超リッチなパーティに二人で向かう。

豪邸の持ち主は、ドイツの侯爵のボリスであると話したエヴァンは、実は招待状は
なく、コネがあるだけとハンクに真相をばらす。

エヴァンは、ボリスに314人のいとこがいることを調べ、偽の身分証を作り、その
一人になりきり、潜り込むことに見事成功する。

最初は文句を言っていたハンクだが、きらびやかなパーティ会場で自然と気分も高揚し、楽しくなり、笑顔になる。

エヴァンも、ハンクの久しぶりの笑顔に嬉しくなる。

(展開3・転)

別世界の様なパーティで女性と話すハンクだが、住む世界が違い過ぎ、話しが続かない。

そんな中、一人の女性が倒れており、吐いて苦しんでいた。

ボリスのコンシェルジュドクターのシルバーが駆け付け、女性の様子からドラッグの中毒と診たてる。

処置をしようとした時、ハンクは、ドラッグでなく、化学中毒の可能性を指摘し、治療を止めさせる。

行った場所を連れの友達に確認すると植物園に行ったことがわかり、そこで匂いを嗅いだことから、殺虫剤の中毒が原因と特定する。

その治療薬であるアトロピンを注射し、容態を若干安定させることに成功する。

ハンプトンの病院への搬送をボリスに要請するも、却下され、ハンクだけで助けることを頼まれる。

ハンクは、解毒剤が必要と話し、表の警備員が元モサドだから、解毒剤を持っていると見抜き、持ってくるよう話す。

その解毒剤を打ち、ようやく容態は、本格的に安定することとなった。

(展開4・結)

ボリスは、ハンクの治療に対して謝礼を支払おうとするが、ハンクは遠慮して受け取らない。

それに対して、ボリスは無料のコンシェルジュドクターかと尋ねてくる。

ボリスよると、個人相手の医者で我々上流社会では流行っていると話す。

ボリスから滞在先を問われ、正直に話すと、ゲストハウスを用意するので、夏の間は好きなだけ居ていいと言われる。

ハンクは話しを終え、帰ろうとすると同じ車種サーヴに乗る素敵な女性と出会う。

女性は、ハンプトンではベーシックカーはむしろ貴重と自虐的なジョークを話す。

ハンクの車が来たので、エヴァンも仕方なく、会話を楽しんでいた女性と別れ、車に乗る。

門の近くまで来た時、エヴァンが後部席をふと見ると、ハンク宛てのメッセージが付いたブリーフケースが置かれていた。

メッセージには、君への感謝はお金には代えられない、心を込めてと書かれ、ブリーフケースを開くと、そこには金の延べ棒が入っていた。

エヴァンは、ハンクが何をやったのかと問いただすが、当のハンクは呆気にとられていた。

2.Katsuyaのストレス解消シーン

一番のストレス解消シーンはなんといっても、ラストシーンのブリーフケースの中から金の延べ棒が出てくるシーン。

ブリーフケースの中はお金だろうと予想したが、金の延べ棒とは。
本当のお金持ちはスケールが違うと実感。

その他、ハンプトンの豪邸も素晴らしい。
見ているだけでリッチになれるが、泊まるホテルのしょぼさは笑えた。

いい加減なところのあるエヴァンだが、ボリスのいとこが316人いることを利用して潜り込む作戦も見事で、妙に感心させられた。

エヴァンの兄を心配する心情にも、ちょっと感動した。

3.Katsuyaの面白さの評価、まとめ

本エピソードの面白さをストーリー展開(飽きさせないか)、オリジナリティ・意外性、各キャラクターの活躍(イキイキ度)等を独断と偏見で評価すると、10点満点で9.3点である

(ストーリー展開)
優秀な外科医の絶頂から、病院を首になり、再就職の道が絶たれ、生きる意欲を失い、引きこもり生活から、思わぬ展開でハンプトンでの新たな道が開けるきっかけ
までを面白く描いている、10点

(オリジナリティ・意外性)
意外性は最後の金の延べ棒くらいだが、コンシェルジュドクターやハンプトンを舞台にしたこと自体に十分オリジナリティがある。よって、9点

(各キャラクターの活躍、イキイキ度)
弟のエヴァンが何と言ってもいい。

少々のことではへこたれない姿勢やボリスのパーティに潜り込む機転の良さなど、イキイキしている。よって、9点

(まとめ)
真面目で人生の成功者であったハンクと気楽に生きているエヴァンが、保養地ハンプトンで意外な人生を送ることになる出だしのエピソード。

比較的、良い出来になっている。

4.余談
(エピソードにまつわるスピンオフ)

「保養地・ハンプトン」

7月から9月にかけ、多くのニューヨーカーが行く保養地として、ハンプトンが知られている。

ただ、私自身も、ロイヤルペインズのドラマで知った程度で、多くの日本人には、あまり知られていない。

日本で言えば、葉山や軽井沢といったところかもしれないが、ドラマで見る限りスケールが全く違う。

場所は、マンハッタンから車で、約2時間半の距離にあり、近からず遠からずといったところにある。

マンハッタン自体は島なので、セレブも豪邸に住むイメージはないが、ハンプトンでは、まさにアメリカンドリームを体現した屋敷が並んでいる。

ちなみに、映画監督のスティーブン・スピルバーグの別荘もある。

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