フリンジ・シーズン1・ 【エピソード6・不治の病】のネタバレあらすじ、ストレス解消シーンと面白さ

こんにちは。Katsuyaです。

このサイトに来ていただき、ありがとうございます。

本記事では、久しぶりにフリンジのエピソードを取り上げていきます。

今回取り上げるのは、エピソード6の不治の病です。

主人公のオリビアは、エピソード5の最後で、ウォルターから恋人のジョンが現れて、悩んでいることを見抜かれます。

ウォルターの考えでは、恋人ジョンの脳とリンクをさせたことにより、彼の意識が脳に入り、その意識を脳が掃き出そうとしていると言われ、オリビアますます戸惑います。

そんな彼女が、今回は、どの様な活躍を見せるのか楽しみに読んで頂ければ幸いです。

目次

1.作品の小説風あらすじ
(展開1・起)
(展開2・承)
(展開3・転)
(展開4・結)
2.Katsuyaのストレス解消シーン
3.面白さの評価、まとめ
4.余談(エピソードに絡むスピンオフ)

登場人物
(最初のシーズンから最終シーズンまで出てくる核となる人物)

①オリビア・ダナム
(主人公・FBI捜査官・思わぬことからフリンジチームの一員となる)

②ウォルター・ビショップ
(フリンジサイエンスの第一人者)

③ピーター・ビショップ
(ウォルター・ビショップの息子で、精神がおかしくなった父親の後見人の立場)

④フィリップ・ブロイルズ
(国土安全保障省捜査官・フリンジチームの責任者)

⑤アストリッド・ファーンズワース
(FBI捜査官でウォルター・ビショップの補佐役)

⑥ニーナ・シャープ
(敵だか見方だかわからない謎の人物?)

⑦監視人(とにかく謎の人物)

1.「不治の病」のネタバレあらすじ

(展開1・起)

1台の白いバンが夜の街角で停車し、防護服を着た二人が降りてきて、乗っていた女性を引きずり下ろし去っていく。

取り残された女性は、フラフラと、さまよい歩き、あるダイナーにたどり着く。

店員の男性は、女性の様子を心配し、体に優しい野菜スープを勧めるが、心配し、知り合いの警官マーティに連絡を取り、助けを求める。

駆け付けた警官マーティから優しく声をかけられるが、女性はボストンで生まれたこと以外は、思い出せないと話す。

さらに、女性は何者かに捕まって、赤い薬と青い薬を注射され、変になったと意味不明の話を続ける。

事情を聞いた警官マーティは、署に連れていこうとするが、女性が抵抗し始めると、店内の皆が目から血を流し、わめき始める。

警官マーティは無線で緊急要請するが、彼自身、そして騒ぎを起こした女性も、目から血を流し、最後女性は頭を爆発させてしまう。

翌朝、現場に呼び出されるオリビアらは、ブロイルズから、現在わかっているのは、被害者から高濃度の放射線を浴びたことだけとの話しを聞く。

女性のエミリー・クレイマーは、2週間前から行方不明で両親から、捜索願いが出されていた。

その女性は他の被害者の3倍の放射線を出しており、事件との関連性を調べるべく、ウォルターらは、防護服を付け、店内の調査を始める。

女性を詳しく調べると、まず頭が吹っ飛び無くなっている悲惨な状態であったが、ウォルターは、皮膚の状態から自己免疫疾患の病を患っていたことを見抜く。

ピーターは、オリビアに対し、自己免疫疾患とは、免疫疾患が正常な細胞まで攻撃してしまう治療法が、無い病気だとの説明をする。

ただ、ウォルターによると、治療法が無いにも関わらず、治ってきているところだったと話す。

さらにウォルターが、死んだ警官の脳に温度計を突き刺すと、その体温は45度もあり、目からの出血は脳が煮えたぎったことにより、死亡したことが判明する。

不治の病を治したのは何者で、店内では何があったのか、死体をラボに運び詳細に調べることとなる。

事件の原因となったとみられる女性、エミリー・クレイマーの担当医だった、ナディム・パテルに、オリビアが事情を聞きに行くと、医師のパティムはなぜ治ってきたのか全くわからず、治療に放射線を使ったことも無いと話し、カルテを見せる。

ウォルターの遺体調査により、女性が縛られていたこと、注射跡から無理やり処置されていたこと、そして女性がダイナーに来たのは逃げたのではなく、実地でのテストをするためとの見方を強める。

(展開2・承)

オリビアに電話があり、4時間前にクレアという女性が誘拐されたが、同じ自己免疫疾患の持病を持っていることが確認される。

夫に最初の被害者のエミリーの写真を見せるが、動揺しなからも知らないと言うが、妻に奇跡が突然起き、治ってきていたことは認め、二人とも不治の病から回復してきていた共通点が判明する。

その頃、行方不明になっているクレアも、前回の被害者エミリーと同様の謎の処置をされつつあり、危機が刻一刻と迫っていた。

一方、ウォルターの実験室ではパパイアに、高エネルギーのマイクロ波を照射し、分子を高速で振動させ、パパイアを爆発させていた。

その実験は、ダイナーでの出来事の再現実験で、ウォルターによると、電子レンジと同じ原理で、被害者はパパイア同様、高速の振動で摩擦が発生、それにより体温が沸騰し、目から血が出たと説明する。

ただ、原因となった女性の死因は別で、彼女の血の中に放射性同位体のストロンチウム90のマイクロカプセルが、本来は適正な時間に適正な量が放射線を放つ仕組みで持続性治療に使われていた。

しかし、ウォルターは何者かが、そのカプセルを一気に爆発させ、人間兵器として、エミリーが使われたと予測する。

オリビアが、エミリーの両親に事情を聞きに行くと、母親は現在行方不明のクレアことを知っており、同じ病気を持つ者同士で、病院で親しくなったことを話し、写真も見せてもらうが、そこにはクレアの夫も写っていた。

(展開3・転)

オリビアが、その写真を持って、クレアの夫になぜ嘘をついたかを問いただすと、同じ病気の患者は全国で三千人しかいないため、自分達で治療薬を完成させたと話す。

さらに、その薬は危険なストロンチウム90を使用していたため、禁止されることを恐れ、詳しいことは話せなかったとの事情も打ち明ける。

オリビアは、危険なので他の患者の名前を教えて欲しいと話すが、夫は一部しか知らず、詳しいことはパテル先生に聞いて欲しいと話す。

オリビアは、パテル医師を尋ね、問いただすと、今回の事件は製薬会社のイントレパスから依頼されたもので、情報提供しただけと話す。

オリビアに、イントレパスの誰かを問われると、デビッド・エスターブルックの名前を伝え、銃で自殺してしまう。

デビッド・エスターブルックについて、調べるとイントレパス社の製薬開発部門のトップで精力的な議会でのロビー活動により、物議をかもしそうな研究開発を同社が行っていることがわかる。

エスターブルックが、今日は慈善活動のパーティに出席しているわかると、オリビアは、強引に慈善パーティに潜入する。

オリビアは、パテル医師が死亡した件を伝えるが、全く動じないないエスターブルックの様子を見て、事件に関与しているとの確信を強める。

しかし、強引な捜査方法が、上司のブロイルズの耳に入り、感情で動く捜査をするなら信頼できないと注意されるオリビア。

その後、些細なことでも、ピーターに感情的に接したため、ピーターから理由尋ねられたオリビアは、今日、特に強引な捜査手法で感情的になっているのは、誕生日だからと打ち明ける。

オリビアは、小さかった頃、家庭内暴力を繰り返す義理の父から、母を守るため、ある晩、家にあった銃で義理の父を撃ったことを話す。

さらに、その父が奇跡的に助かったが、その後姿を消し、毎年、自分誕生日にカードを送ってくることで苦しんでいることを打ち明ける。

(展開4・結)

ピーターは、オリビアに、イントレパス社のライバル会社の重役であるニーナ・シャープは、産業スパイを送り込んでいるはずだから、情報を貰えるよう頼みこむことを提案する。

しかし、オリビアは、産業スパイ活動は違法だから、FBIの自分にスパイ活動で得た情報を提供するはずが無いと諦める。

ピーターは、オリビアには内密でニーナに会い、イントレパス社の秘密開発の場所の情報提供を依頼する。

見返りに、次にニーナがピーターに頼む時は無条件で引き受ける事を条件に、ニーナは情報提供に同意する。

ピーターは、ニーナから得た情報を衛星から得たと嘘をつき、行方不明のクレアが居ると思われるイントレパス社の秘密開発場所をオリビアに伝える。

一方、ウォルターは解毒剤の生成にも成功するが、その注射は首の血管に直接射つ必要があった。

FBIの突撃班が重装備で乗り込み、危機一髪クレアのいる隔離部屋にたどり着くが、オリビアは放射線のため部屋に入れない。

外から注射器だけを渡し、自分で注射するよう伝えるが、クレアは意識が朦朧とし、爆発寸前になるが、最後に力を振り絞り、自らの首に注射し、惨事を食い止めることに成功する。

オリビアは、イントレパス社に乗り込み首謀者に向かうが、エスターブルックは社の最高の弁護団が、すぐに自分を解放し、逆にFBIを訴えると脅す。

しかし、オリビアは、逮捕をマスコミにリークしており、逮捕された姿が報道されたら、社を殺人事件に巻き込んだ責任を重役会に問われることになると、逆にエスターブルックを脅す。

FBIに戻ったオリビアは、逮捕をマスコミにリークするなどの逮捕手法をブロイルズから責められる。

しかし、自分の感情は原動力で、それにより被害者と同じ目線にも立てる、それが自分の強みなので、問題なら首にして下さいと言い切る。

それに対して、ブロイルズは、そう簡単に逃げ出せると思うな。明日の朝待ってるぞと話し、オリビアの首にする考えはないことを伝える。

エスターブルックの逮捕により、イントレパス社の株は暴落し、マッシブダイナミックの株価が上がったとのニュースが流れる。

それを聞いたオリビアは、情報源がニーナ・シャープであることを見抜きピーターの事を心配して訪ねるが、心配は無いと諭される。

安心し感謝するオリビアだが、帰宅するとドア下に義理の父親からのバースディカードが置かれていた。

2.Katsuyaのストレス解消シーン

まず最初のストレス解消シーンは、ウォルターがパパイアに顔をつくり、それを爆発させ、中身を食べるシーン。
実験が大好きで、顔をしっかり作るところも凝っていて笑わせてくれる。

オリビアが慈善パーティに潜り込み、主犯のエスターブルックと堂々と張り合うシーン。
エスターブルックの事件との関与を確認するためだが、本当にかっこいい。

また、家庭内暴力をふるう義理の父親に発砲したが、殺せなかったと悔やむ姿は
オリビアの活躍の原動力を知ることができる凄まじいシーンだ。
こんな過去があったら普通ではいられない。

余裕しゃくしゃくのエスターブルックに手錠をかけるシーンも最高に気持ちいい。
エスターブルックもマスコミに逮捕姿をリークされたら、その影響力も消える。
見事な頭脳プレーである。

事件解決後、上司のブロイルズに対して、自分には感情があり、それが原動力にもなり、被害者と同じ目線に立てる、それが自分の強みで、問題なら首にして下さいとオリビアが言い切るシーン。ここも潔くかっこいい。

3.Katsuyaの面白さの評価、まとめ

本エピソードの面白さをストーリー展開(飽きさせないか)、オリジナリティ・意外性、各キャラクターの活躍(イキイキしているか)等を独断と偏見で評価すると10点満点で10点である

(ストーリー展開)
冒頭の女性の頭が吹っ飛ぶ事件から、事件の黒幕でエスターブルックを突きとめ、クレアを間一髪救い、最後にエスターブルックを逮捕するまでの展開は飽きさせず、10点

(オリジナリティ・意外性)
最初のダイナーの事件で、店の客が目から血を流し、最後に頭が吹っ飛びドアが血だらけになるシーンはグロいが、ビックリさせられる。

そうした事件の原理が電子レンジと同じマイクロ波が関係している点も、オリジナリティがあり、10点

(各キャラクターの活躍、イキイキ度)
ウォルターは、いつも通り、パパイアの実験の時を含めイキイキとしている。

オリビアは、今回は義理の父親への凄まじいリアクションや、敵役のエスターブルックに最後、手錠をかけ逮捕するシーンもかっこいい。

エスターブルックも敵役を見事に演じており、10点

(まとめ)
今回のエピソードでは、オリビアの活躍の原動力を知ることができる貴重なエピソードだ。

特に、義理の父親を殺すべきだったと言う際の言動は本当に凄まじい。

それだけでも見る価値は十分あるが、今回は敵役のエスターブルックが、見事に悪役を演じており、それを打ち負かす、爽快な一作に仕上がっている。

4.余談(エピソードにまつわるスピンオフ)

「マイクロ波」

マイクロ波と聞いても多くの人はピンと来ないのではないのであろうか。

本エピソードでは、ダイナーの事件の被害者の体内を煮えたぎらせた原因として
マイクロ波(電磁波)が紹介されている。

同じくエピソードの中で紹介されているが、電子レンジにも、マイクロ波が使われている。

電子レンジは個人的には近年発明された電化製品でも魔法の様な製品と感じる。

たった、20秒から30秒で冷たかったごはんがホカホカになるのであるから、
魔法と言っても過言ではないと思っている。

ただ、我々はその原理を十分知らずに使っており、昔自分もゆで卵を温めようとして、レンジ内で爆発させた経験があり、今回のエピソードには個人的に親近感がある。

原理を改めて調べてみると、マイクロ波でレンジ内の水分子を振動させ、それにより、生まれる摩擦熱によって熱が発生し、レンジ内のものが温まる。

使用していけない容器は、水分を含んでいる木製や紙製の容器で焦げてしまうこと、金属を含んでいる容器はマイクロ波を反射するため、火花を発生し電子レンジを傷める危険性がある。

ちなみに、水分子を振動させやすいマイクロ波の2.54GHz付近の周波数だが、その周波数はWifiの周波数と同じで、便利な電子レンジを使うと便利なスマホの邪魔となる可能性がある皮肉。

世の中、どんどん便利になっていくが、そこには落とし穴もあることを忘れず、人生100年時代を乗り切っていきたい。

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