フリンジ・シーズン1・ 【エピソード4・監視人】のネタバレあらすじ、ストレス解消シーンと面白さ

こんにちは。katsuyaです。

このサイトに来ていただき、ありがとうございます。

本記事では、引き続きフリンジのエピソードを取り上げていきます。

今回取り上げるのは、エピソード4の監視人です。

この監視人は、フリンジの作品全体の中で、超が付くほど重要な役割を担っています。

特にファイナルシーズンでは、この監視人が、全てのエピソードに関わってきます。

その監視人が、初めて出てくる本作品は、単なる奇怪な1事件と捉えず、フリンジ全体の構成を形づける重要なエピソードです。

その点を踏まえて読んで頂ければ幸いです。

目次

1.作品のネタバレあらすじ
(展開1・起)
(展開2・承)
(展開3・転)
(展開4・結)
2.Katsuyaのストレス解消シーン
3.面白さの評価、まとめ
4.余談(エピソードに絡むスピンオフ)

登場人物
(最初のシーズンから最終シーズンまで出てくる核となる人物)

①オリビア・ダナム
(主人公・FBI捜査官・思わぬことからフリンジチームの一員となる)

②ウォルター・ビショップ
(フリンジサイエンスの第一人者)

③ピーター・ビショップ
(ウォルター・ビショップの息子で、精神がおかしくなった父親の後見人の立場)

④フィリップ・ブロイルズ
(国土安全保障省捜査官・フリンジチームの責任者)

⑤アストリッド・ファーンズワース
(FBI捜査官でウォルター・ビショップの補佐役)

⑥ニーナ・シャープ
(敵だか見方だかわからない謎の人物?)

⑥監視人(とにかく謎の人物)

1.「監視人」のネタバレあらすじ

(展開1・起)

ニューヨーク・ブルックリンのコーヒーショップの何気ない朝食風景から始まる。

ウエイトレスが注文を聞きに来た男は、スキンヘッドにスーツを着たちょっと風変わりな男であった。

すぐ近くの建設現場を特殊な望遠鏡で覗きながら、メモを取るが、その文字は奇妙な文字であった。

注文したサンドイッチにタバスコを掛けまくり、かぶりつく男を呆れた様子でみる店員。

その時、地震らしきものが起き、建設現場で爆発事故が発生。

さらにクレーン車が倒れ、付近は大混乱に陥る。

そんな惨状を全く気にせず、何事も無かったように朝食代をテーブルの上に置き、平然と建設現場に赴く男。

誰かに電話をして一言「到着した」と謎の一言を告げる。

一方、ボストンではピーターは、ウォルターが夜通し眠らずにしゃべり続けることから、オリビアにフリンジチームから離れたいと訴える。

オリビアは、ウォルターがピーターの協力が無ければ、捜査に協力せず、病院に戻ると言っていることを話すが、ピーターはにわかには信じられない。

ブロイルズから、昨日のブルックリンの爆発事件の関連で呼び出されるオリビア達。

(展開2・承)

そこで見たものは、建設現場で発見されたらせんの切れ目のある金属の細長いシリンダー状の装置であった。

その装置が地下から出てきて、ガス管を壊し、爆発を引き起こしたのであった。

謎の装置はイリジウムで出来ており、2メガヘルツ、時には4メガヘルツで振動を起こしていることが判明する。

そして同じ装置が以前にもクワンティコに出現したことがあり、オリビアは、その話を聞きに行くことになる。

一方、ウォルターは調査のためには、その物質を自分のラボに運び込むことが必要と頑強に訴えるが、何かを知っている様子でもあった。

オリビアは、クワンティコに出現した装置も今回の装置と全く同じ形状で、振動をしていたが、その装置は突然地下室を突き破って突進して消えたと、信じがたい話をジェイコブソン大佐から聞く。

調査から戻ったオリビアは、死んだ恋人のジョンから携帯電話にかかってくるが、FBIに確認するとオリビアの携帯に着信が無かったことがわかる。

オリビアは、ジェイコブソン大佐から預かった写真の中にスキンヘッドの男が写っており、2週間前の事件の写真にも写っていたことを発見、ブロイルズに報告する。

すると、ブロイルズを含めフリンジチームは、スキンヘッドの男の存在を1年前から把握しており、40以上のパターン関連の現場の近くにいたを確認していた。

ただ、その男の正体は不明で、見ているだけの行動から、捜査チームでは監視人と
呼ばれていた。

(展開3・転)

謎の装置を調べるウォルターだが、オリビアから倉庫が襲われ、装置が狙われていることを知る。

その事を知ったウォルターは、助手のファンズワース捜査官を注射で眠らせ、自分ひとりで装置を守る行動に出る。

その後ウォルターは監視人と待ち合わせをして会っていた。

ウォルターと監視人は17年前以上前からの知り合いであった。

監視人によると、装置はビーコンで自分では触れないと話す。

一方、いなくなったウォルターの件で大騒ぎとなる中、オリビアにウォルターが発見されたと連絡が入る。

ウォルターはシリンダーの装置を、残り4時間だけ奪いに来た者から守ればいいと言って話そうとしない。

怒るピーターは、大学に戻ったところ、シリンダーを狙う男に拉致され、謎の装置で拷問、知らないはずのシリンダーの隠し場所を知られてしまう。

それはウォルターが、考えていたことをピーター本人も、気づかない無意識の内に
伝達されていたためであった。

その場所は、母親の墓地で、ピーターは襲撃犯に墓を掘ることを命じられる。

(展開4・結)

ピーターが襲撃されたことを知ったウォルターは、隠し場所を知られることがわかり、オリビアに助けを求め、オリビアは墓地に単身乗り込む。

オリビアは、シリンダーを持って逃げる男を追い、銃で仕留め、シリンダーは間一髪で守られる。

その直後、シリンダーは突然作動し、地下に突き進み消えてしまう。

その場に監視人がいることを見つけたピーターが、監視人を問い詰めるが、自分がしゃべろうとしていることを、なぜか全て先に話されてしまう。

結局、ピーターは何もわからないまま、監視人の謎の銃で気を失う。

病院で治療を終えたピーターは、監視人とのやりとりから、自分を知っており、謎が解明されるまでは残るとの決意をオリビアに語る。

その後、ホテルに戻り、ウォルターは、昔ピーターとウォルターが自動車事故で凍てつく湖に投げ出され死にかけた時に、どこからともなく現れて二人を救ってくれたのが、監視人だったと話す。

そして、その時にいつか監視人を助ける日が来ると、話さなくても分かり、それが今回の一件だったと告白する。

信じられないかと話すウォルターに対し、いや、実際そうでもないとピーターは答える。

ウォルターは、分かり合えたことに満足し、嬉しそうにほほ笑む。

しかし、一件落着し、帰宅したオリビアを待っていたのは、死亡したジョンであった。

2.Katsuyaのストレス解消シーン

まず、一番好きなシーンは、冒頭の監視人が爆発、クレーン倒壊の中で大混乱に陥る中で平然と行動し、謎の「到着した」と告げるシーン。
周りの大混乱と男の平然さが対比して描かれ面白い。

その他では、ウォルターの夜中の説教等により眠れないピーターは、自分は事件解決に必要なく、いなくても解決できると怒るピータ。
それに対して「息子じゃない」という一言。
確かにこの点は、他に変われる人はいない。

オリビアがクワンティコから持って帰ってきた写真。
そこにスキンヘッドの男が写っており、得意げに昔から神経衰弱だけは負けたことがないというシーン。
近づきがたいオリビアだが、可愛く身近に感じる。

最後フリンジチームに残る決意を語るピーターに、FBIの民間人顧問のIDを渡すオリビア。
これでスピード違反も免除かなと聞くピーターに、かもねとオリビアは笑顔で返す。
こんな何気ないシーンだが、二人の持ち味が良く出ている。

3.Katsuyaの面白さの評価、まとめ

本エピソードの面白さをストーリー展開(飽きさせないか)、オリジナリティ・意外性、各キャラクターの活躍(イキイキしているか)等を独断と偏見で評価すると10点満点で10点である

(ストーリー展開)
奇妙な行動をとる監視人の出だしから、ビーコンが発見、それを狙う男、ウォルターがシリンダーを守ろうとする意外な展開、そして間一髪シリンダーを守ることに成功する展開は、本当に飽きさせない。よって10点

(オリジナリティ・意外性)
爆発現場で発見される謎の装置、監視人がビーコンと呼ぶ装置をウォルターがなぜか必死に守ろうとする展開と後から明かされる意外な理由。

シリンダーを狙う男が使う謎の装置により、ウォルターから隠し場所を聞いてもいないのに、ピーターが白状する原理が、思いは話さなくても伝わる伝達能力にある意外性は、今回もフリンジらしさ満点で、10点

(各キャラクターの活躍、イキイキ度)
ピーターに文句を言いながらも、その多くがピーターへの愛、心配が背景にある点を伺わせる様々なウォルターの演技力。

そして表情も変えず、沈着冷静な監視人など各キャラクターの持ち前は十分発揮されており、10点

(まとめ)
今回のエピソードは最初でも述べたシリーズ全体の重要な役割を担う監視人が初めて登場する。

監視人の不可思議な行動、監視人にとって大事なビーコンをなぜかウォルターが守る謎。

さらなる謎は、監視しているだけの監視人が、過去にピーターとウォルターを助ける行動に出たことの謎。

その出来事がフリンジシリーズの重要な要素であり、本作品は、それにふさわしい素晴らしい出来栄えになっている。

4.余談(エピソードにまつわるスピンオフ)

「コーヒーショップでの支払い方法」

冒頭、監視人がコーヒーショップで食事をした後、その朝食代をコーヒーカップ下に置いて出ていくシーンがある。

こうした食事の支払いは、日本人にとって、海外、米国に行った時に悩む事柄の一つであろう。

私も過去何回か海外、米国に行ったことがあるが、未だに慣れない。

ちゃんとしたレストランであれば、店員に「チェック、プリーズ」(支払いをお願いします)と伝えて、クレジットカードで支払う方法。

これだと自分も支払いを済ませたと安心して店から出られる。

しかし、今回の様なコーヒーショップでは、朝食代に15%から20%のチップを自分で計算し、現金をコーヒーカップなどの下に置き、黙って出ていくのが一般的な支払い方法である。(と思う)

ドラマと同じ様にさりげなくコーヒーカップの下に現金を置いて出ていくことを
やりたくて、これまで何回かトライをしたことがあるが、正直毎回ドキドキしながらやっている。

いつかは、監視人の様に、さりげなく支払いを済ませられるようになりたいと思う。

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