フリンジ・シーズン1 【エピソード3・予言する男】のネタバレあらすじ、ストレス解消シーンと面白さ

こんにちは。Katsuyaです。

このサイトに来ていただき、ありがとうございます。

今回本記事では引き続きフリンジのエピソードを取り上げていきます。

取り上げるのは、エピソード3の予言する男です。

超能力による予言や占いは、これまでも映画やドラマで数多く取り上げられています。

しかしながら、今回は、いわゆる超能力とは違うユニークな設定で、フリンジらしいオリジナリティに溢れた作品に仕上がっているます。

どんな設定になっているか、楽しみに読んで頂ければ幸いです。

目次

1.作品のネタバレあらすじ
(展開1・起)
(展開2・承)
(展開3・転)
(展開4・結)
2.Katsuyaのストレス解消シーン
3.面白さの評価、まとめ
4.余談(エピソードに絡むスピンオフ)

登場人物
(最初のシーズンから最終シーズンまで出てくる核となる人物)

①オリビア・ダナム
(主人公・FBI捜査官・思わぬことからフリンジチームの一員となる)

②ウォルター・ビショップ
(フリンジサイエンスの第一人者)

③ピーター・ビショップ
(ウォルター・ビショップの息子で、精神がおかしくなった父親の後見人の立場)

④フィリップ・ブロイルズ
(国土安全保障省捜査官・フリンジチームの責任者)

⑤アストリッド・ファーンズワース
(FBI捜査官でウォルター・ビショップの補佐役)

⑥ニーナ・シャープ
(敵だか見方だかわからない謎の人物?)

⑦監視人(とにかく謎の人物)

1.「予言する男」のネタバレあらすじ

(展開1・起)

聖アンナ大聖堂に懺悔に来た悩む様子の男。

懺悔室で悪魔から語りかけられると話す。

男は悪魔から、ガスマスクを付けた犯人がガスをまき散らし、バスの車内がパニックになることを告白した男は、それ以上話すのに耐えられなくなり、教会から去ってしまう。

その想像は実は現実で、パトロール警官が発見したバスの車内は、全員がある瞬間で凍り付いた様に固まっていた。

事件現場へ呼び出されたオリビアとウォルター、ピーターは、ブロイルズから、最初は東京で起きたサリン事件と同様と疑ったが、バイオテロの可能性は否定されたとの話を受ける。

その車内は、人々が琥珀に閉じ込められたようになっていた。

ただ、攻撃なら、もっと簡単な爆弾で良いとの疑問から、ブロイルズから、今回の事件の捜査をオリビアに命じる。

懺悔に来た男は、教会に来た時にバス内の阿鼻叫喚の様子を書いた絵を捨てていったが、今度は勤務中にも女性が両手から血をが流す様子を無意識に書いてしまう。

(展開2・承)

一方、車内で亡くなった無くなった人々の遺留品の中に、ビデオカメラがあり、その映像を確認したところ、ある女性のバッグが無いこと、その女性が連邦政府の覆面麻薬捜査官であることが判明する。

その上司から、彼女がニカラグアの麻薬カルテルの潜入捜査中に、パターンのことを知り、怖くなって辞めたいと話していたことが明らかにされる。

ウォルターの調査により、琥珀物体は空気中の窒素と反応しガスが、個体となったことが判明する。

さらに調査を進めると、その化合物の原料はマッシブダイナミック社の関連で製造されており、同社の関わりが疑われることになる。

さらに告白に来た男について、神父からFBIに通報があり、犯人像には、当てはまらないが、その男の部屋を調べたところ、過去の多くの災害や事件を発生前に書いていたことがわかる。

その男を取り調べていくと、9か月前から書き始め、パターンと呼ばれる不可解な事件が、表面化した時期と重なっており、ウォルターはその男が超能力を持っている可能性を指摘する。

(展開3・転)

しかし、その男はウォルターの同僚だったウィリアムベルと行った極秘実験のかつての被験者だった。

その実験は、ウォルターらが未知のネットワークが存在するとの仮説を立て、それに興味を示した軍の要請で行っていたもので、ゴーストネットワークと名付けていた。

ウォルターは、そのネットワークを完成させた何者かが、秘密通信に、それを利用し、被験者であった男は、知らずにそのネットワークの通信を受信していたと謎が解明される。

その発信元を特定するため、過去開発した装置を被験者ロイに取り付け、犯人達の秘密通信の内容を傍受することに成功する。

(展開4・結)

その内容は、1時間後にサウス駅で引き渡しがされるとのことだったが、それは死亡した麻薬捜査官の上司が、遺体の手のひらを切開し、取り出した透明な円形の物質であり、上司は裏切者であったのだ。

さらに被験者のロイは秘密通信を傍受し、詳細な引渡し場所が判明するも、裏切者の上司は、逮捕直前に既に引渡しを行っており、その直後殺害されてしまう。

その後引渡しをした男を追うオリビアと同僚のチャーリーは、犯人を追い詰め、引き渡されたブリーフケースを確保するも、男は走ってくるバスの前に飛び出し、自殺してしまう。

その謎の物質をブロイルズは、なぜか秘密裡にニーナ・シャープに渡してしまうが、その謎の物質は11個目の発見で、暗号の解読に使われていた。

その暗号解読とは、死亡とされ、マッシブダイナミック社に移送されたジョン・スコット捜査官の脳波からのデータ解析に利用されていた。

2.Katsuyaのストレス解消シーン

まず一番のストレス解消シーンは、冒頭のバスの車内でガスが撒かれ、発見したパトロール警官が車内で、凍り付いたように固まっている人々を見て、信じられないと驚くシーン。
琥珀状に固まるとは奇想天外な展開で思いもよらなかった。

その他では、マッシブダイナミック社の重役のニーナ・シャープに対して、「科学技術は人間の管理できないレベルになったと言われましたが、マッシブダイナミック社にしっかり管理されているようですけど」と皮肉交じりにオリビアが会話するシーン。
スカッとする。

被験者ロイも冷や汗をかき、頭に穴を開けられながらも、最後まで協力をしていく姿は人間味があり、気の小さな自分と同じ感覚で気持ちがよく伝わってきたシーンが多々あった。

3.Katsuyaの面白さの評価、まとめ

本エピソードの面白さをストーリー展開(飽きさせないか)、オリジナリティ・意外性、各キャラクターの活躍(イキイキしているか)を独断と偏見で評価すると10点満点で8.3点である

(ストーリー展開)
琥珀に閉じ込められたバスの人々から、予言する男ロイの謎の解明、そのロイの協力から未知のネットワークの秘密通信の傍受、その成功による犯人特定から、謎の物質の確保までのストーリー展開は飽きさせない。
ただ、琥珀化物質を散布する必要性は、感じられない。よって9点

(オリジナリティ・意外性)
ガスの撒かれた結果が琥珀化する意外性や、予言できる男が実は超能力者ではなく、未知のネットワークを傍受できる、ウォルターの過去の実験の被験者である点は、オリジナリティがあり、10点

(各キャラクターの活躍、イキイキ度)
今回は、それぞれのキャラクターのイキイキ度は今ひとつであったかと思う。
結果、自分が好きなシーンも少なかった。

唯一、チョイ役と思っていた予言者であり、被験者ロイがおどおどする場面も含め、普通の人間の人柄が表現されている点が救い。よって今回は辛口で6点

(まとめ)
今回のエピソードも意外性もあり、決して悪い出来ではない。

十分見ごたえはあると思うが、今回は自分にとっては素晴らしい作品とまでは、
感じられなかった。

ただ、予言者で被験者ロイが、登場場面は暗かったが、ハッピーエンドなのは良かった。

4.余談
(エピソードにまつわるスピンオフ)

「予言者ロイから考える脳」

このシリーズでは、多くの場面で脳が大きな役割を占めている。

今回の予言者も、ウォルターの過去の実験から、頭に穴を開け脳に装置を付けた結果、犯人の秘密通信を傍受することに成功する。

これはドラマの話であるが、実際のところ、脳の働きは未だ知られていないことが多いと聞く。

以前あるセミナーで黄色の四角の紙を見続けるとその色がなぜか、紫色に見える奇妙な体験をした。

正確には、私は体験できなかったが、同僚を含め、半分以上の参加者が紫色に見えたと手を挙げた。

講師によると原因は解明されていないとのことであったが、脳の未知なる面を実感した瞬間であった。

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