ドクター・フー・シーズン7・【エピソード6・セントジョンの鐘】 のネタバレあらすじ、ストレス解消シーンと面白さ

こんにちは。Katsuyaです。

このサイトに来ていただき、ありがとうございます。

今回本記事では、ドクター・フーのシリーズを引き続き取り上げていきます。

ドクター・フーのシリーズの概要は、エピソード1に簡単にまとめてありますので、良ければ一読下さい。

さて、本エピソードは、コンパニオンがエイミー・ポンドからクララ・オズワルドに交代する節目のエピソードです。

ただ、実は、このクララ・オズワルドは、これまでと違い、単なるコンパニオン役ではありません。

謎に満ちた面を持っており、普通の女性なのですが、異なる時代になぜか存在し、ドクターは、その謎を解明するため、クララを調べていきます。

本当の最初の出会いは、クリスマススペシャルなのですが、そこは省きます。

それでは、新しいコンパニオン役の本エピソードをご紹介していきます。

最後までお付き合い頂ければ嬉しいです。

目次

1.作品のネタバレあらすじ
(展開1・起)
(展開2・承)
(展開3・転)
(展開4・結)
2.Katsuyaのストレス解消シーン
3.面白さの評価、まとめ
4.余談(エピソードに絡むスピンオフ)

登場人物(本シリーズの中心となる人物)

① ドクター
(主人公・異星人タイムロード種族のたった一人の生き残り)

② エイミー・ポンド
(コンパニオンの一人・シリーズ5,6のコンパニオン。本シリーズ7で途中交代)

③ ローリー・ウィリアムズ
(コンパニオンのエイミー・ポンドの夫。コンパニオン交代のため本シリーズ7で途中降板)

④ クララ・オズワルド
(本シリーズ7の途中からのコンパニオン・ただ、本人も気づかない謎を持つ)

⑤ ダーレク
(1つ目のタコの様な、ぶよぶよした異星人。ロボットの中で戦い、ドクターを天敵とする)

⑥ グレートインテリジェンス
(大知性体・実体はないが、人間を操り悪事を行う。ドクターの抹殺が願い)

⑦ ターディス
(宇宙船であり、タイムマシンでもある便利な乗り物・ナビは少し壊れている)

⑧ ソニック・ドライバー
(銀色のペン型の便利な武器。ただ、殺傷能力はない。開錠やスキャンくらいの限定機能)

2.「セントジョンの鐘」のネタバレあらすじ

(展開1・起)

モニターに映した出された男性が、記号の書かれたボードを持ち、この接続先に接続すると、端末を乗っ取られるからアクセスするなと話す。

そして、標的にされたら、24時間以内に死に、魂がアップロードされて、ネットの世界に閉じ込められたままになると必死で訴える。

しかし、そのモニターが置かれている部屋には、多数のモニターがあり、多くの魂が居場所がわからず、助けを求めて叫んでいた。

場面は変わり、クララ・オズワルドが、いつも通り、朝から居候をしている家族の世話を、慌ただしくしていた。

実は、クララは旅に出る前に親戚の家に泊まりに来ていたのだが、突然、その家族の母親が亡くなり、その母親役を引き受けていた。

朝の世話が一段落し、パソコンを使用としたクララは、Wifiに接続をしようとしたが上手くいかず、サポートセンターに電話していた。

場面は変わり1207年、馬から降りた修道士姿のドクターは建物の内部のベルの鳴る音に向かって進んでいたが、その音は電話が鳴っている音で、ドクターが出ると、それはクララからの電話であった。

クララはコールセンターにつながったと思い、ネットが突然消えたと苦情を伝えていると、いきなり、家の玄関のチャイムが鳴ったため、仕方なく玄関に向かうと、そこには修道士姿のドクターが立っていた。

一方、魂をアップロードされる接続先に、クララが間違ってアクセスしたため、その謎の組織の女性責任者は、クララの魂のアップロードするよう、指示を出していた。

ドクターは、さっきWifiのことで、クララが電話してきたから来たと話すが、クララは来るのが早すぎると本気にしない。

飽きれて、話しを打ち切るクララだが、なぜか皆がでかけていないはずの2階で物音がして、見知らぬ少女が降りてくる。

クララは、少女の顔が持っている小説の表紙の少女に、そっくりであることに驚くが、その少女の頭が突然回転し始める。

しかも、後頭部はスプーンヘッドの形状になっており、そこから魂をアップロードする仕組みになっていた。

クララが、スプーンヘッドから目を離せない中、ドクターは、ターディスに戻り、修道士姿をやめて、いつもの蝶ネクタイ姿に着替えて、再度クララの家を訪ねていた。

しかし、ドクターは再度クララと話そうとするが、クララは今、自分はどこにいるのか分からないと話し、様子が変なことに気づき、家の中に無理やり入る。

そこには、倒れたクララと、スプーンヘッドに、魂を吸い込まれたクララの顔が映っており、助けてと叫んでいた。

ドクターが、スクリュードライバーで少女をスキャンすると、それは機械で、歩くWifiのアクセスポイントであることがわかる。

急いで2階に上がり、パソコンを操作して、今度こそ助けてやるからなと、クララのアップロードを必死で阻止しようとする。

一方、謎の組織もそれに気づき、何とかアップロードさせようとするが、ドクターに負け、アップロードに失敗する。

魂は無事、アクセスポイントのスプーンヘッドからクララに戻され、寝たままだが、何とか一命を取り留める。

ドクターは、未だ十分に意識を取り戻せないクララを、寝室のベッドに優しく寝かせ介抱し、家の外で謎の組織からからの攻撃に備え、待機することとした。

(展開2・承)

しばらくするとクララは目を覚まし、犬の声から外に誰かいると気づき、窓から見るとドクターが座っていた。

クララは、「ちょっと」とドクターに話しかけ、寝た憶えはないけど、私はどうしたの?と訊く。

憶えていないか?と訊くドクターに、憶えていなかったけど、自分がどこにいるかわからず、凄く怖かったことを話す。

君の安全は僕が保証するから安心して寝てというドクターに対して、私のボディーガードなの?と聞いてくる。

クララは、2階の寝室から降りてきて、何があったのか、話してと聞いてくる。

ドクターは、問題はインターネットで、今、世界中はインターネットのプールにどっぷりはまり込んでいるが、そこに何者かが潜んでいて、人間の魂をこっそり抜き取って、利用していると話す。

その話をしていく中で、ネットのことを全く詳しく無かったクララに知識が付いていたことに気づくクララとドクター。

クララの魂がアップロードされた時にネットの知識が詰め込まれたと推測し、勝手に持って帰ってきたなら取り戻しに来ると警戒するドクター。

一方謎の組織は、監視カメラでクララが生きていることを確認し、女性責任者は部下に、クララの殺害を命じる。

周りを見渡すと一人の男性が立っており、その後頭部は、さっきの少女と同じスプーンヘッドだった。

安全のために、ドクターは、僕と一緒にボックスの中に入れと言うが、クララはボックスの中でキスする気?、それ専用のボックスなら用意周到ねと相手にしない。

そんなクララだが、ドクターに周りをよく見ろと言われ、見渡すと全ての家に明かりがどんどん付いていく。

一方、ふとロンドン全体の様子を見ると街全体の灯りが消えていき、灯りが付いているのは、ドクター達がいる周辺だけになっていた。

そこへ、なんと旅客機が灯りをめがけて突っ込んでくる。

二人でボックスに入るぞと伝え、クララをターディスに引っ張り込むドクター。

安全なところに移動した?と訊くクララにどうかな?と答え、ドアを開けた先は、なんと飛行機の中であった。

操縦した事のない飛行機を何とか操縦し、墜落を回避して、クララ殺害と飛行機墜落の惨事を防いだドクターは、ネットで眠らされた操縦士を起こし、後は任せるよと伝える。

(展開3・転)

謎の組織の女性責任者は、ボックスが突然消え、作戦が失敗したことに激怒し、ボックスを探せと部下全員に命じる。

クララは、いつ説明してくれるの?と訊くが、ドクターは朝食で話すと答えると、クララは、朝食まで待てないと不満を漏らす。

ドクターは、これはタイムマシンだから、待つ必要は無いと話し、ドアを開けるとロンドン市内の翌朝に到着していた。

ターディスの中から、バイクに乗ったドクターが現れ、二人で朝食を食べに出発する。

しかし、その姿は、スマホ等で観光客に撮影されており、二人の居所が謎の組織に知られてしまうことになる。

朝食を食べる二人だが、ドクターが謎の組織はロンドン市内にいることはわかtったが、詳しい場所はハッキングできないと話すと、クララが謎の組織で得たネットの知識でハッキングすることとなる。。

ハッキングはクララに任せ、諦めてコーヒーを買いにいくドクターだが、コーヒーショップの店員やお客、さらにはテレビのキャスターもインターネットで、操れることを謎の組織の女性責任者から示され、抵抗は無駄と言われる。

その間、クララは謎の集団のパソコンのカメラをハッキングし、顔写真を元に、謎の集団の居場所を突き止めようとしていた。

慌てる謎の集団の幹部だが、気づくのが遅く、謎の組織はザ・シャードと判明する。

(展開4・結)

組織の居場所をつきとめ喜ぶクララの元へドクターが戻るが、それはドクターに化けた歩くアクセスポイントで、クララの魂は今度は完全にアップロードされてしまう。

クララは完全にデータクラウドに統合され、2度とダウンロードできないことは、ドクターも承知していると女性責任者は余裕で話す。

しかし、それでも諦めずにバイクで向かってくるドクターに、女性責任者はビルは完全に封鎖したから無駄と伝えるが、バイクには反重力装置が付いていたのだ。

そのため、ドクターのバイクは何と、ビルの壁に沿って、空に向かって走り、謎の集団のいる65階のガラスを破り、侵入に成功する。

女性責任者はそれでも余裕で、お客様が来たみたいと自分のオフィスに向かう。

ドクターは、今すぐクララの魂をダウンロードして元に戻せと要求する。

完全にデータクラウドに統合されたから彼女だけ切り離してダウンロードすることは無理と、余裕で話す女性責任者。

それならば全員をダウンロードしろと要求するが、従う気が無い女性責任者は、なぜ、わざわざ、そんな無理な要求をするためだけに来たのとあざ笑う。

するとドクターは来ていないよと答え、何の事?と驚く女性責任者に、君たちは魂を盗む、僕はテクノロジーを盗むと言って、ヘルメットを取ったドクターは、実は歩くアクセスポイントが化けた偽のドクターだった。

本物のドクターは、カフェでコーヒーを飲んでおり、ダウンロードさせる気にさせるぞと話し、パソコンで偽ドクターを操作する。

偽ドクターの頭が回転し、スプーンヘッドが女性責任者に向き、私だけはダメ、やめてと言うも虚しく、彼女の魂もデータクラウドに完全に統合されてしまう。

焦る女性責任者は、モニターから、すぐにダウンロードしなさいと叫ぶように部下に命令するが、ダウンロードをするためには全員を解放しないといけないため、命令には素直に従わない。

偽ドクターは、女性責任者のタブレットを操作して、部下の服従度を最高レベルに設定を変えると、部下は命令に従い、全員を解放し、クララの意識も無事戻る。

翌日、元気を取り戻したクララは、家の外に青いポリスボックスが、到着したのを見て、中に入る。

ドクターは、旅の前に母親が亡くなった家族、大切な人達を見捨てたりしないクララの姿勢を褒め、見習いたいよと話す。

でも、これはタイムマシンだから、どんなに遠くまで行ってもお茶の時間には戻ってこれると、旅を我慢しているクララに優しく話しかける。

クララは、明日になったらまた聞いて?明日の7時過ぎでもいい?と楽しそうに話すクララに、もちろん大丈夫と答えるドクター。

楽しそうに出ていくクララに、ドクターは、寝室に置かれていた、一度は見たい101か所の本には枯れた葉が挟まれていた理由を聞く。

それに対して、クララは、あれは葉っぱではなく、最初のページとちょっと謎めいた答えを返す。

新たなコンパニオンを得て、ドクターの冒険が始まる。

2.Katsuyaのストレス解消シーン

一番のストレス解消シーンは、ロンドン市内をバイクで疾走するシーン、クララが本当に楽しそうにしている様子は、何気ないシーンだが、自分も楽しくなる。

そして、なんといっても、痛快なのは、女性責任者、名前はキズレットだが、自分の魂がデータクラウドに取り込まれてしまうシーン。
さすが、ドクターと感じる瞬間。

そして、部下達に早くダウンロードしなさい、命令よとモニターから言う姿も滑稽で笑える。

ドクターと新コンパニオンになるクララに会話のやり取りも面白い。

危険が迫っているのに本気にせず、ターディスの中でキスする気?と話すシーンなども良い。

ただ、一番考えさせられたのは、朝カフェで謎の組織を見つけたら、どうするのとクララに言われ、ドクターは、プランは無いと答える。

それに対して普通はあると話すクララ。

だが、ドクターにじゃあ君はどうなんだとクララが人生プランを聞かれ、答えをはぐらかすシーン。
自分もどうだろうと考えさせられた。

3.Katsuyaの面白さの評価、まとめ

本エピソードの面白さをストーリー展開(飽きさせないか)、オリジナリティ・意外性、各キャラクターの活躍(イキイキ度)等を独断と偏見で評価すると、10点満点で9.7点である

(ストーリー展開)
とにかく、後半からが良い。
特に、クララがデータクラウドに統合されてしまった後に、偽ドクターを使い、敵を欺き、クララを見事に救出するまでは、圧巻で見事。

それまでは、ちょっと展開が今ひとつで、ドクターが修道士で悩むエピソードを入れる必要は無いように感じた。よって、9点

(オリジナリティ・意外性)
Wifiでインターネットに人々の魂が捕らわれる点や、最後救出に行くドクターが偽ドクターとは視聴側の自分も完全に騙され、意外性は十分で10点

(各キャラクターの活躍、イキイキ度)
今回は、ドクターや新コンパニオン、それに謎の悪役集団の女性責任者も含め、各キャラクターが、それぞれの持ち味を発揮しており、非常に良かった。
よって、10点

(まとめ)
本エピソードは、新たなコンパニオンのクララ・オズワルドが登場し、内容も現代らしく、インターネットの持つ怖さを題材にするなど、良い出来になっている。

4.余談
(エピソードにまつわるスピンオフ)

「ドクターの宿敵、ダーレク」

ドクターは、多くの人達を救ってきた代償として、多くの敵も作ってきている。

本、エピソードで登場するグレートインテリジェンスは、実体を持たない敵のため、ちょっとわかりにくい。

その敵役で、一番人気はダーレクで、本シリーズのエピソード1のダーレク収容所でも登場しているが、その他のシリーズでも登場する大人気?の悪役である。

その理由は、ユニークな外見にあると思うが、まず、武器の一つが何とトイレのスッポン。

ダーレクを最初見た時は、制作陣の正気を疑ったが、何回か見ているうちに、愛着がわいてきたのだ。

こうしたユニークな発想は、たぶん日本人には無理だろう。

海外でスピーチを入れる時は必ずユーモアを交えることが必要で、日本人の真面目な国民性からは、苦手とするところである。

これからの時代は、ユニークさをますます必要とされる時代だ。

ダーレクのユニークさを見習って、日本人も独自性を磨くことが、これからは必要と改めて感じた。

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