SUITS/スーツ・シーズン1・【エピソード1前編・弁護士の条件】 のネタバレあらすじ、ストレス解消シーンと面白さ

こんにちは。Katsuyaです。

このサイトに来ていただき、ありがとうございます。

今回本記事では、SUITS/スーツのシリーズを取り上げていきます。

このシリーズは、基本は1話完結ですが、比較的つながりがあるため、単独でみても
楽しめますが、連続での視聴を推奨したいと思います。

SUITS/スーツとは、2011年から2019年まで、全米で全9シーズンが放映されたテレビドラマです。

日本でも、織田裕二が主演でリメイク版が放映されています。

内容は、単純明快です。

敏腕弁護士のハーヴィー・スペクターと、天才的な頭脳を持つマイク・ロスが経歴を詐称しながら、タッグを組み、マンハッタンの大手法律事務所であるピアソン・ハードマンで数々の訴訟を勝ち続けていくストーリーです。

ですから、主人公は、個人的には、ハーヴィーではなく、ハーヴィーとマイクの二人か、むしろマイクではないかと思います。

メーガン妃が出演していたことでも注目されましたが、楽しんで読んで頂けるよう、
書いてみました。

最後までお付き合い頂ければ幸いです。

目次

1.作品のネタバレあらすじ
(展開1・起)
(展開2・承)
(展開3・転)
(展開4・結)
2.Katsuyaのストレス解消シーン
3.面白さの評価、まとめ
4.余談(エピソードに絡むスピンオフ)

登場人物(本シリーズの中心となる人物)

① ハーヴィー・スペクター
(主人公・マンハッタンの大手法律事務所ピアソン・ハードマンの敏腕弁護士)

② マイク・ロス
(経歴を詐称し、ピアソン・ハードマン法律事務所で主人公とタッグを組む)

③ ルイス・リット
(同じ法律事務所のパートナー弁護士。ハーヴィーをライバル視する)

④ ジェシカ・ピアソン
(ピアソン・ハードマン法律事務所の所長。ハーヴィーとは事務所創立時からの付き合い)

⑤ レイチェル・ゼイン
(事務所で、弁護士業務の付随業務を遂行するパラリーガル)

1.「弁護士の条件1」のネタバレあらすじ・前編

(展開1・起)

顧客のジェラルドが、和解条件に相手側がサインした後、無理な要求をしてきたため、事務所一の敏腕弁護士のハーヴィーが呼び戻される。

ハーヴィーはジェラルドに対して、こんな悪意ある条件を加えた場合は、他の事務所も引き受けないことをはなす。

さらに弁護料は、先方がサインした時点で、支払われており、脅しても無駄で、頭を冷やすのは、貴方の方だと切り返す。

顧客のジェラルドは、その態度に、憤然と立ち去る。

所長のジェシカは、ジェラルドがサインをしていないのに、なぜ支払われたのかと不思議に思い、ハーヴィーに問いただす。

すると、ハーヴィーが見せた書類は、偽物で、支払われたとの話を、ジェラルドに信じ込ませる騙しの手段であった。

そんな活躍を見せるハーヴィーは、翌日、所長のジェシカからシニア・パートナーに
昇格させるとの話しをされる。

喜ぶハーヴィーだが、シニアパートナーには、助手のアソシエイトの弁護士が付けることが、事務所の条件なので、必ず明日採用するよう厳命される。

ハーヴィーは、一人で仕事をするタイプのため、正直アソシエイトは不要だが、仕方なく納得する。

場面は変わって司法試験の会場で、マイク・ロスは替え玉受験をしていた。

しかし、替え玉役を何度もしているため、試験後、試験官から前にも見たことがあると呼び止められる。

隙をついて、なんとか逃げることに成功するが、マイクは替え玉ビジネスやドラッグをやめて、まともになりたいと思っていた。

その後マイクが、祖母の病院に行くと、祖母から、年はとったけど馬鹿じゃないと突然マイクに真剣に話し始める。

マイクが、まともに働いていないことを気づいており、それを心配して、才能を無駄にせず、生きると約束して欲しいと迫られ、約束することとなる。

しかし、マイクの祖母は、容態が悪化しており、今の病院にいるためには、2万5千ドルが必要と言われてしまう。

(展開2・承)

困ったマイクは、やむを得ず友人のトレバーから誘われていた麻薬の売買を手伝うことを承諾する。

友人トレバーは売人から麻薬を入手するが、実は警察のおとり捜査の可能性があることを売人から偶然聞いてしまう。

それに感づいた売人は、トレバーを取引終了まで拘束することにしたため、トレバーはマイクにおとり捜査の可能性があることを話せなくなってしまう。

大きな麻薬取引を引き受け、マイクは極度の緊張の中、チルトンホテルの麻薬取引の部屋に向かう。

緊張するマイクだが、取引の部屋の近くのベルボーイが手袋をしていないことに気づく。

他のベルボーイは、白い手袋をしていたことをマイクは憶えていたのだ。

不審に感じたマイクは、念のため、閉鎖中の立て札があったプールについて尋ねると、ベルボーイは閉鎖中を知らず、最高のプールですと答える。

ますます不信感を増したマイクは、さらに近くにいるビジネスマンに時間を聞く。

すると、腕時計を見た拍子に背広の中に銃があるのが見える。

マイクは、この取引がおとり捜査であることを見破り、急ぎ近くの階段から、今日採用試験を行っている会場へ潜り込む。

何と、その試験会場は、ハーヴィーのアソシエイト採用の面接会場であった。

会場では、リックソーキンの順番であったが来ていなかった。

そこへ、たまたまマイクが現れ、正直にも警官から逃げたいだけと受付をしていた秘書のドナに話す。

その面白い答えを気にいったドナは、合格のウィンクをハーヴィーに送り、面接室に通される。

そこへ追ってきた捜査官だが、秘書のドナの冷たい対応により、面接の控室から追い出され、マイクは窮地を脱する。

(展開3・転)

ところが、面接室でブリーフケースが開き、中から大量の大麻がハーヴィーの前に投げ出されてしまう。

慌てるマイクだが、ハーヴィーは、全く気にせず、むしろ警察だと見抜いたマイクの洞察力を褒める。

ただ、ハーバード大学出身の弁護士しか雇わない事務所の方針があり、採用は無理だとマイクに話す。

それでもマイクはあきらめず、司法試験の替え玉受験した時に、司法ハンドブックを全て暗記したと話す。

ハーヴィーは、最初は信じなかったが、彼自身が答えられなかった内容をいとも簡単に答えるマイクの知識力に驚く。

マイクは一度憶えた内容は忘れない、記憶力が人並外れて高いことを見事に証明する。

ただ、それでも事務所の方針があるため、ハーヴィーは、一旦採用を諦めようとする。

しかし、ハーヴィーが次のアソシエイト候補を見ると、大した人材がいないことがわかり、マイクにロースクールに通わなかった理由を聞く。

マイクは、友人トレバーにそそのかされ、大学時代に学部長の娘に暗記したテスト問題を売り、奨学金は停止、退学処分となった理由を話す。

それで、人生が狂ってしまったこと、戻れるなら戻ってやり直したい話しをする。

その話を聞いていたハーヴィーは、ハーバード大学出身ではないマイクを雇うことを決意し、法律事務所の仕事は激務と伝える。

ハーヴィーの心意気を感じたマイクは雇ってもらえるなら、ハーバード大学の馬鹿どもに負けないくらい働いて、一流の弁護士になってみせると決意を伝える。

その返事に満足したハーヴィーは、アソシエイトが見つかったと連絡する。

ハーヴィーから、月曜から出勤すること、麻薬はやめること、そして悪友トレバーと
別れること、新しいスーツを買うこと、ハーバード大学に行って様子を憶えてくることを条件に出される。

マイクは急ぎ、飛行機でボストンに飛び、ハーバード大学のロースクールの見学ツアーを申し込む。

しかし。ツアーは、6週間前から予約で一杯と言われたため、そのツアーの見学者の一人を騙し、参加することに成功する。

(展開4・結)

月曜となり出勤してきたマイクは、パラリーガルのレイチェルに事務所を案内してもらうこととなる。

レイチェルからアソシエイトは全員ルイス・リットの監督下に置かれることも説明される。

一方、出勤してきたハーヴィーは、シニア・パートナーの昇格が取り消しになったことを知り、所長のジェシカに問いただす。

ジェシカは、顧客のジェラルドに嘘がばれてしまい、顧客先を失ったためと説明され、今後は2度と嘘は許さないと言われる。

そのため、学歴詐称で雇ったマイクのことが、ばれるのを恐れたハーヴィーから、マイクは初日からいきなり首と言われてしまう。

しかし、マイクは怯まず、自分を首にしたら、嘘で採用したことをばらすと話す。

その話を、逆に気に入ったハーヴィーは、再度マイクに採用と伝え、所長のジェシカにシニアへの昇格を再度するよう要求する。

理由は、本来はハーヴィーが顧客のジェラルドに嘘をついた事を知った時点で、ジェシカも弁護士の倫理委員会に報告する義務があったことを指摘する。

その報告を怠ったジェシカが、委員会に報告すれば、同罪で資格をはく奪されると話す。

その機転の利く答えに満足したジェシカは、昇格を了解するが、代わりに無料の弁護活動を行い、イメージアップをすることを要求する。

所長のジェシカは、次の所長候補は、ハーヴィーと感じているが、今のままの彼では、部下を思いやれないため、皆がいずれ離れていくと予想していた。

無料の弁護活動は、そんなハーヴィーに、思いやりの心を持たせるために任せた仕事だったのだが、そんなジェシカの思いを知らず、その仕事をマイクに丸投げしてしまう。

その仕事はセクハラ案件で、早速マイクは依頼者に会いにいき、事情を聞く。

依頼者は2年前に交通事故で夫を亡くし、会社のハント社長付の秘書となって、働いていた。

しかし、ある晩、愛人にならないかと誘われたため困り、人事部に相談するも、証拠が無いことを理由に不問にされ、2か月後能力不足を理由に首を言い渡されてしまった。

さて、素人のマイクは、勝訴が難しいセクハラ案件で果たして有罪を勝ち取れるのか。

2.Katsuyaのストレス解消シーン

一番のストレス解消シーンはなんといっても、警察のおとり捜査を見破るシーン。

その見事な手法で、マイクは窮地を脱する。

成功と失敗は紙一重。人生は常に綱渡りと改めて感じさせられた。

ハーヴィーが顧客のジェラルドの無理な要求を突き返すシーンもスカッとした。

他では、所長のジェシカから、昇格を取りやめにされた時に、マイクの反論を
利用して、再度昇格を認めさせるシーン。

厳しい米国のビジネス業界、弁護士業界の一筋縄でいかない粘り強さを実感。

所長のジェシカのハーヴィーに対する母親のような愛情ある行動も良い。

無料のセクハラ訴訟を彼自ら対応させるのも、思いやりを持って欲しいからの行動で、こんな上司に恵まれたハーヴィーがうらやましく思える。

3.Katsuyaの面白さの評価、まとめ

本エピソードの面白さをストーリー展開(飽きさせないか)、オリジナリティ・意外性、各キャラクターの活躍(イキイキ度)等を独断と偏見で評価すると、10点満点で8.7点である

(ストーリー展開)
敏腕弁護士ハーヴィーが本領発揮する鮮やかな冒頭、それに対し人生設計が狂ったマイクの対比。

そんな真逆の人生を送るふたりが、偶然出会い、二人が同じ法律事務所で働くまで
比較的飽きない展開。よって、9点

(オリジナリティ・意外性)
マイクがおとり捜査を見破る記憶力には驚かされた。それ以外はなく、8点

(各キャラクターの活躍、イキイキ度)
特に、マイクは人情味があり、失敗した人生を立て直そうと、もがく姿、一方成功者のハーヴィーの見事な仕事ぶりは、それぞれイキイキと発揮されていた。よって、9点

(まとめ)
スーツのシーズン1のエピソード1の前編では、真逆の人生を送る二人が、出会うまでが、上手く描かれており、後編への期待が持てる、良い出来になっている。

5.余談
(エピソードにまつわるスピンオフ)

「米国のセクハラ問題、訴訟」

米国は、訴訟社会で、知られており、何かあれば、すぐに訴える傾向にある。

ただ、セクハラに関しては別なようだ。

1991年のアニタ・ヒル事件に代表されるように、米国社会でも長年セクハラ問題は容認されてきたのだ。

人権に厳しい米国でも、セクハラ問題は、理想と実体に大きな乖離があった。

ただ、近年、始まった#MeTooムーブメントにより、ハリウッドの超大物プロデューサーであろうが、セクハラ行為をしても見逃されるという悪しき慣習を断ち切ろうとする気運が高まっている。

これが、一過性のブームでないことを祈るばかりである。

それにしても、今後、職場恋愛はどうなるのであろうか?

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