エレメンタリー・シーズン1・ 【エピソード5・死の天使】のネタバレあらすじ、ストレス解消シーンと面白さ

こんにちは。Katsuyaです。

このサイトに来ていただき、ありがとうございます。

今回本記事では、エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NYのエピソードを
引き続き取り上げていきます。

エピソード4では、グレッグソン警部にホームズが麻薬常習の回復期にあること、ワトソンがその回復を支援する付き添いであることが知られることになります。

ただ、実はグレッグソン警部は事前に調べ、知っており、この事は二人だけの秘密にしておこうと内密にしてもらえることになります。

グレッグソン警部の温情により市警の顧問を継続できることになったホームズと付き添いのワトソンがどんな活躍を見せるのか楽しみに読んで頂ければ幸いです。

目次

1.作品のネタバレあらすじ
(展開1・起)
(展開2・承)
(展開3・転)
(展開4・結)
2.Katsuyaのストレス解消シーン
3.面白さの評価、まとめ
4.余談(エピソードに絡むスピンオフ)

登場人物(シリーズの中心となる主な人物)

① シャーロック・ホームズ
(主人公・名探偵でニューヨーク市警の顧問)

② ジョーン・ワトソン
(思わぬ展開から、ホームズの助手となる)

③ トーマス・グレッグソン
(ニューヨーク市警の警部でホームズの理解者)

④ マーカス・ベル(ニューヨーク市警の刑事)

1.「死の天使」のネタバレあらすじ

(展開1・起)

冒頭、男の首を絞めるシーンから始まる。

実際は、死体安置所で、ホームズが死体の損傷実験を行っていたのだ。

ホームズは、その実験が終わり、帰り際、一体の老人の死体をふと見て係員に死因を心臓発作かと尋ねると、係員は、驚き、なぜわかったかと聞く。

実験に嫌々付き合っていたワトソンが、死体の額に放射線治療のターゲットがあり、脳腫瘍で合併症は血栓で、それにより心臓発作を起こしたと話す。

それに対してホームズは、心臓発作はエピネフリンという薬で引き起こされた殺人であると推理する。

ワトソンは、エピネフリンは心臓蘇生で投与される薬で、間違っていると話すが、ホームズは、だからこそ完璧なんだと反論する。

死亡した患者の病室の掃除担当者を部屋から追い払い、病室で捜査を勝手に始める。

理由を聞くワトソンに対して、死亡した患者の指に注射跡のあるスマホの写真を見せ、エピネフリンが殺人に使われた可能性を説明する。

病院関係者に拘束された二人のため、グレッグソン警部が説明に呼ばれる。

その間、病院でワトソンは昔の医者仲間のキャリーに偶然出くわす。

なぜか、ぎこちない会話をする二人だが、グレッグソン警部から呼ばれ、別れる。

事務室に呼ばれたホームズとワトソンは、サンチェス事務長に謝ることを条件に、今回の件は不問にするとの条件を提示される。

殺人事件を見つけたのに、謝ることに納得がいかず憤慨するが、渋々謝罪に応じるホームズ。

(展開2・承)

怒りつつも、突然、女を探し出すホームズ。

病室のごみ箱に捨てられた2つの紙コップの1つに口紅が付いていて、レシートには、お店と渡した店員の名前が記されていた。

その手がかりから、店員を割り出し、レシートの来店時間に来た真っ赤な口紅を付けていた女性を憶えているかと尋ねる。

店員はすぐに思い出し、女医にしてはブロンドでセクシー過ぎるとの印象を話す。

なぜ女医かと尋ねるホームズに対し、店員はすぐさま、白衣を着ていたからと答える。

店を出たホームズとワトソンは、医者は白衣のまま病院を出ないことなどを根拠に女医ではないと結論づける。

戸惑うホームズだが、ワトソンは白衣を着て化粧品を売る店を思い出す。

2店舗しかないお店だが、1店舗目でブロンドで真っ赤な口紅を付け白衣を来た店員を見つけ出す。

彼女は、殺された患者のトレントの隣の住人で、病気を気の毒に思い、定期的にお見舞いに行っていたのだ。

帰りにメトロカードを使ったため、時刻が記されており、彼女は犯行には関与していないことが裏付けらる。

ただ、彼女から死んだトレントは、末期患者で夜の担当医から痛みを和らげる方法を教えてもらっていたことを聞き出すことに成功する。

(展開3・転)

ホームズは夜の担当医と称する者が、病院関係者におり、末期患者に安楽死をもたらす死の天使役を務めている誰かがいると推理する。

トレントの解剖の結果、通常のエピネフリンをはるかに超える量が投与されていたことが判明。

外科部長に死の天使役がいることを含め、事情を話し、ホームズは死亡した患者の記録とエピネフリンの入荷等の記録が欲しいと伝える。

外科部長が事務長を嫌っていることを見抜き、外科部長を頼ったのであった。

まんざら悪い気分でもない外科部長は、病院内で殺人が起こっているとの記者会見を開くと事務長を脅すかと快く捜査に協力する。

資料を手に入れ調査を開始したが、過去73人が心臓発作で死亡をしており、特定に悩む。

ワトソンはエピネフリンが、入手困難な薬だから、その入手の方法から探すことを提案する。

薬局の紛失記録は、あまり無かったが、救急カートからの紛失が頻繁にあることが確認される。

紛失した日は9人の心臓発作で死亡した日と一致することがわかる。

その中で3人の死亡に関わった外科部長を疑うが、昨日殺されたケルティの死亡時間には電車に乗っていたことを話し、疑いは晴れることとなる。

他の絞り込んだ容疑者に事情聴取をするも、結局怪しい者は一人もいなく、捜査は行き詰まる。

犯人の目星がつかず、イラつくホームズに、ワトソンが殺されたとみられる患者の中に、回復の見込みがある患者がいたことを伝える。

(展開4・結)

医療記録を再度調べるホームズは、その中にウクライナ人の患者がおり、ウクライナ語しか喋れない患者に代わり、代筆をしていた者がいたことを見抜く。

ウクライナ語を喋れるドクターを調べればと言うワトソンだが、ホームズは、既にもう調べて一人もいなかったと伝えると嬉しそうに話す。

嬉しそうなホームズに戸惑うワトソン。

実はドクターではなく、清掃員が死の天使とホームズは突き止めていた。

清掃員はウクライナでは、最高の医学校の出身の元ドクターだったが、は誇りをもって、安楽死をさせたことを自供する。

一件落着したとグレッグソン警部は判断したが、ホームズは釈然としない。

助かる見込みだった患者を殺したことが、どうしても解せなかったのだ。

回復見込みだったサマンサクロプシーの担当医だった外科部長が何か関与しているとホームズは見込み、死体を掘り返させる。

その死体から、置き忘れた鉗子が見つかり、外科部長の手術ミスが見つかる。

外科部長は死の天使のことに気づいており、それを利用して、偽のカルテを用意し、死期が近いと死の天使に思い込ませた上で殺させ、手術ミスを隠蔽したのであった。

証拠の鉗子を見せるも、外科部長は、医療ミスはあったかもしれないが、殺人を犯した証拠はないと反論する。

それに対してホームズは、死の天使の清掃員がノートに患者の病状を細かく記録した方法を考え、写真を撮ったと推察し清掃員に、カルテの写真の隠し場所を聞き出していた。

外科部長の隠蔽工作のための偽カルテは残っていないが、写真に撮られていたのだ。

天才的外科部長は観念し逮捕される。

2.Katsuyaのストレス解消シーン

元同僚キャリーの担当患者のグレッグに、ワトソンは心内膜炎の疑いを持つ。

ホームズは、その直感を貫けという。
根拠は無いが直感は意外と当たると伝えるシーン。
これはホームズが言うから説得力がある。
だが自分の経験上でも確かにそう思える。

天才的な頭脳を持つ外科部長を見事に逮捕するシーンもスカッとした。

元医者の経験で活躍したワトソンが医者だった時代の写真をタブレットから全て削除する最後のシーン。
新しい一歩を踏み出し過去に見切りをつけたワトソンの決意が感じられる。

3.面白さの評価、まとめ

本エピソードの面白さをストーリー展開(飽きさせないか)、オリジナリティ・意外性、各キャラクターの活躍(イキイキしているか)等を独断と偏見で評価すると10点満点で9.3点である

(ストーリー展開)
死の天使の捜査で、途中までもたつく展開はスッキリしない。
ただ、同意書からウクライナ語を話す死の天使の特定と、そこから新たな犯人の逮捕までの展開は良く、8点

(オリジナリティ・意外性)
今回は、死の天使の特定が最後にあっさり見つかり、視聴者も予想をできる範囲で意外性は無いと思った。

しかし、回復期の患者が含まれていたことから、死の天使を利用した犯罪が隠されており、しかも犯人が捜査に協力的だった外科部長とは驚いた。
よって、意外性は10点

(各キャラクターの活躍、イキイキ度)
今回も異色のコンビの二人の繰り広げる活躍は、持ち味を十分発揮している。

掃除人だったウクライナ人の元医師の安楽死に対する姿勢も元医師のプライドが
十分出されており、寡黙な掃除人の立場と違いを十分に出している。

犯人だった外科部長も嫌いな事務長への嫌がらせで協力する面もあり、イキイキと
描かれている。よって10点

(まとめ)
死の天使であった掃除人の犯罪を特定するところから、その犯行を利用した外科部長の意外な犯罪を暴くところが、真骨頂で楽しめ、良い作品に仕上がっている。

4.余談(エピソードにまつわるスピンオフ)

「安楽死」

死の天使による安楽死の問題。

これは、高齢化が進むにつれて、今後も増えていく可能性がある。

安楽死は、がんなどの不治の病に冒された人が、残りの人生を苦しみから逃れ、安らかな最後を選ぶことだ。

本エピソードの死の天使は、本人の意思の確認も無いまま、安楽死を行っており、犯罪だが、犯人はプライドを持って行っている。

日本でも、そうした状態に置かれた病人に対する安楽死が、新聞等でも報道されているが、日本の法律では認められていない。

法律として認めている国としてはスイスが有名だが、調べてみると米国でも一部の
州や、オランダ、ベルギーと意外に多くの国で認められつつある。

話は変わるが、日本では近年、健康がブームになっており、ヘルスケア業界は成長を続けている。

ただ、死は、誰にでも訪れる逃れようのないものである。

誰かが言っていたが、長く生きれば良いというものではなく、短い人生でも、いかに充実して生きたかが重要である。

死の天使も是非は別にして、彼なりに誇りを持ちながら、充実した人生を送っていた。

自分自身も、今後の残された人生を長生きだけに、とらわれることなく、いかに充実させるか、そのために何をすべきか、今一度考えてみたい。

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